(睦月壱拾九日) ラグビー日本選手権  

2年ぶりの日本一を狙うNECと前年覇者東芝を準決勝で撃破したトヨタの激突となったラグビー日本選手権は秩父宮ラグビー場でおこなわれた。3月になろうかという時節だが、寒風吹く秩父宮は今年芝の状況が悪く選手には気の毒な環境だったが、今日の試合はすばらしかった。特に後半20分から30分にかけてとノーサイド前のディフェンスは勝利への執念を感じた。しかし、後半から出場したJACO VAN DER WESTHUYZEN(南アフリカ代表)のキックがトヨタの攻勢からNECを守ったともいえるだろうし、逆転のトライは彼のロングキックから生まれたものだった。

学生の試合とは違う少々泥臭さはあるが、勝利への執念というかラグビーの猛々しさを充分に味わった。こういう試合をしていればラグビー人気も多少回復するのではないかとさえ思った。NECは千葉の我孫子がホームグラウンドだが、今日のボールボーイをしていたのは、その我孫子のラグビースクールの子供達だった。彼らの目に大人のプレーはどう映ったのだろうか。自分もああいう選手になりたいと思ってもらえれば幸いだが、どうだろうか。いずれにしても協会の不手際でNHKの中継が危ぶまれた準決勝・決勝がこうして中継されたことは日本ラグビーが首の皮一枚つながったとも云うべきだろう。

しかし、決勝に相応しいスピード感を味わったのだが、CATVでたまたま六カ国対抗のフランスとウェールズの試合があった。それを見ていると日本選手権の興奮は一気に冷めてきた。観客数と試合のスピードの差はいかんともしがたい。まだまだ世界は遠い。
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