(水無月壱拾七日 望) 世間の感覚  経済

仕事を終え駅に向かう途中、目を上げると満月が東の空低く浮かんでいる。昨日までの暑さがうそのような涼しさで、ハンカチタオルも今日は必要なさそうだ。

ところで、今日も選挙ばかりの記事だらけの新聞だが、高金利通貨の円高シフトは強烈で、円キャリー取引の巻き戻しはどこまであるのだろうかと、最悪のシナリオさえ考えるようになる。しかし長年相場を見てくると、戦争もそうだが、選挙のような政治的なこともその場面では多少影響があるが、やはりクレジットの収縮というか、リスクマネーの急速な減少ほど、金融市場を荒らすものはない。今回のサブプライム問題も当初の予想された損失数字よりもどんどん大きくなっている。日本の不良債権問題を思い起こすまでは行かないだろうが、行儀の悪い業者は退席を余儀なくされそうだ。

CDOの価格は下落を続けており、流動性を考えれば、先行きは暗いのではないか。もう少し様子を見てもいいようだし、世間のように安易に考えないほうがいいかもしれない。選挙ばかりに気をとられるより、アメリカのクレジット市場を注視したほうがいい。
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