昨夜、佐藤謙一郎さんが主催されている洗心洞大学の教養講座に行って来た。
久しぶりに、佐藤先生に会い、政治的なゴタゴタに吹っ切れた顔立ちに、安心した。
その理由は、佐藤先生の後任として岩國哲人さんが決まったからだった。
さて、本題に入ろう。これまで、生物多様性基本法のことを何度か取り上げた。この基本法は、市民立法として作られた野生生物保護基本法がベースとなっている。
日本で国の法律を作る権利は、唯一国会議員に託されている。したがって国会議員以外、誰も法律の条文まで作ることができない。
野生生物保護基本法は、佐藤先生が現役の時に、衆議院法制局とNGOとの窓口を引き受けてくれたからこそできた法律案なのだ。
このような、市民派政治家は、今の国会に皆無と言って良い。
佐藤先生がいなかったら恐らく生物多様性基本法は、日の目を見ることはなかったと思う。
今回、会いに行ったのは、そのお礼を面と向かって伝えたかったからである。
佐藤先生のような市民派政治家が増えないと今回の麻生内閣ように国が迷走することになる。
草刈携帯より

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