沿岸・海洋の勉強会で水産省の職員が国が提案した法律(以下、閣法)と議員律法について批判めいたことを言っていました。
閣法は、法律案を作る際に、国の職員が内閣法制局から一字一句、その理由と趣旨を確認されて、法律案を作り上げるので、法律が成立した後、解説書を作り上げることができます。しかし、議員律法は、議員と衆議院または参議院の法制局とやり取りして作り上げだけで、内閣法制局から一字一句、その理由と趣旨を確認されるようなことがない、従って解説書も作られないので、問題があると言うのです。
ここで不思議なのは、誰の税金であなたは、生活しているの? と言う点です。閣法は、お国の都合で作られることが多く、ましてや国が提案する法律案は、パブリックコメントにかけられません。
法律が難しいと言う時代は、終わりました。毎年、司法書士を取る人も増加しています。また市民提案の法律も議員や法制局とやり取りして作り上げる例が多くなってきました。
問題は、市民律法の解説書を作る制度がないことです。
幸いインターネットがありますので、ネット上で解説することも可能でしょう。
これから、市民の役割がますます重要になって来ると思います。

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