遡って書いております。また例によってまとめ書き。
とーちゃんのバンド、Gローショーのワールドツアー第一弾、ほぼホームグラウンドの感ありの西宮フォートワースで。誘われたけど、5月にナンバでやるらしいので、その時は集客も含めてがんばらな、と思い今回はパス。いや、単に疲れてただけなんやけど。
でも、夕方から神戸にライブ見に行こう、というお誘いにはすんなり乗っかった。初めて行くライブハウス、Root。だいぶ前にフェスで見たきりの、「ばぐんへ」と、こちらはほぼ初めての「Ragpapa's Jug Band」
ばすことヘジャには、先日とーちゃんが「大豆腐大会」でお世話になったのだが、二人とも、てっきり私も来るものだと思っていたらしい。えー?行っても良かったの?なら行けば良かった。という訳で、今度また誘ってね、とお願いしておいた。
ヘジャの衣装は、前日ばすこが着ていたタキシード。(結婚式の貸衣装の流れてきたやつらしい。お友達が手に入れて送ってくれたそうだ。)髪はロングの鬘。男装の麗人。
20何年も前から知ってるけど、ヘジャって踊る人だとだいぶ長いこと思ってた。いつの頃からか、歌う人でもあると知った。ばすこのCDではもう歌ってたな。彼女が歌うと、身体の硬いところがほどけて行く感じ。簡単に言うと癒されているのだけど。ウクレレとフィドルと群ちゃんのバンジョーと、ベースになる音が何もないのに、浮き上がって聞こえないのはなぜだろう。
オッピドムに来たOTCというバンドの時も思ったけど、彼らはMCが長い。微妙な間でお喋りが続く。けど、それもまた癒される。音(歌は別)は決して癒し系ではないと思うのだが。群ちゃんのちょっととっちらかったMCもおもしろかった。前夜、京都でのライブは、「皆が知ってる曲ばかりをやりました。」とのことだったので、そっちも聴きたかったかな。昭和歌謡とかいっぱいやったんだろうか?
神戸がホームのラグパパは、それぞれがすごい経歴を持つお兄様方のバンド。ここの最年少が世話人Sん君や、ということは、平均年齢はいくつ?
マリア・マルダーファンの私は、若い頃何枚かジャグバンドのレコードを買った。マリアが参加していたり、その繋がりで知ったバンドのレコードだったり。で、楽しい音楽であることは知ってたけど、なかなかちゃんと聴く機会も少なかったので、今回はすごく楽しかった。何よりまずやってる皆さんが、全員本当に楽しんではること。楽器の持ち替え、リードヴォーカルのチェンジ、めまぐるしく変わる立ち位置、などものともせず、ひたすら明るく楽しく元気よく。
ベテランの方々だから当然、ちゃ当然だけど、身体の中にルーツになる音楽がちゃんと存在してて、色んなアプローチでそれを表現できる人たちなんだなあ。なんか、いいなあ。みんな若いし。
自分の年代の人が集まっても、疲れたとか持病がとか、そんな話題が多くなって、気持ち後ろ向きになりそうだけど、この音楽聴いてたら元気になりそう。
最後は全員で揃って2曲。これもまた楽しかった。演奏者同志が仲良くて、楽しんでて、こんな感じの対バンやったらうちもやりたいと思った。そうか、今度はフレネバとやるんだった。でもメンバー一人かぶってるしな。

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