実家の父が数えで77才なので、祝いの席を設けよう、という話が持ち上がり、近場で場所を探す。近いけど一度も行ったことのない店に決定。焼き鳥屋だと思っていたら、大間のマグロを食べさせるそうな。
年取ってくると、特に欲しいものもないらしい。趣味のカメラ関係とか、まだ行ってるゴルフ打ちっぱなし関係とか、ないのか〜、と聞いたら、「別にない」ときっぱり。まあ今持ってるもので足りているのだろうなあ。ちょうど母の誕生日と重なっていたので、木曾塗りの夫婦椀をプレゼントした。写真撮っておけばよかったかな。
お座敷かと思ったら、仕切りのある椅子席で、まあ正座するよりは楽だったかもしれないけど、いかんせん、狭かった。それと横長(って11人もいるのでしかたないか。)で、話題が真ん中で二つに分かれていた。お料理の写真も撮るの忘れたけど(とーちゃんがちょっと撮ってたな、後日載せよう。)お造り盛り合わせを頼んだら、大間の中トロ、竜飛岬のカマ、すんげえうまかった。イカも甘くて大人気。
年寄りは食も細くなって、あの図体でそれだけでお腹いっぱいなの?って位しか食べなくなっていて、少しずつちまちまと出てくる和食のコースとかの方が良かったのかな、と思ったり、でも後のメンバーはみんながつがつ食べる(あ、それはうちだけか)のでそれも物足りないか、と思ったり。まあ、でも孫4人が食べてる所をみてて、嬉しそうだったのでよしとするか。
場所は3時間取ってもらってたらしいんだけど、家でくつろぐ方がよさそうな人ばかりで、1時間半ほどでここは撤収。お勘定の時、「皆さんご家族ですか、お食事とかたいへんですね。」って店の人に言われたのだが、全員一緒に住んでるわきゃないだろうが、兄ちゃん。
遅れて家に入ったら、孫がじーちゃんを囲むの図、を弟が撮ろうとしていた。
ここでも孫達は苺の乗っかった、ばーちゃん謹製ヨーグルトババロアを、子供達はあれこれさまざまのアテを肴に焼酎を、しっかりよばれて帰宅したのであった。
ご馳走します、って結局はいつもこれやもんなあ…

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