2008/2/27

サッカー馬鹿につける薬  本・文学

「サッカー馬鹿につける薬」を今読み終わった。

以下雑な感想。

この本のことは前から知っていた。毎日「サポティスタ」を開くたびに目に入るからね。

でも表紙の絵が嫌だった。どうしてあんなイラストを表紙にしたのだろう。おばさんにはとても抵抗がある。



でも本屋で手に取って1〜2ページ読んだところで、レジに並んでいた。「カバーはどうなさいますか?」「もちろんかけてください」

読んでとても懐かしかった。「そうだったなぁ」とか「そうそう」と思いながら読んだ。

最初の話がJAWOC更新中止、スポナビのYAHOO移管、「isize sports閉鎖」だからね。

あの2002年の熱い日々を思い出した。深夜W杯チケットサイトで「メロン」「みかん」だの言いながらネット申込を必死でやったっけ。朝4時から5時が狙い目だとか、裏ワザを教えてもらったり。全滅だったけど。

ジーコに失望し続けた4年間。勝利を祈る一方で、ジーコ解任のためには敗北が必要、と気持ちを切り裂かれた日々。

「規律のトルシエ、自由のジーコ」なんて川淵キャプテンの嘘をヨイショし続けるマスコミに苛立った。

トルシエ解任論批判論の時も、私の考えははネットの大多数と同じ「トルシエ支持」だった。ジーコ批判もネット大多数と同じだった。

サッカーサイトへののめりこみはこの頃からなんだなぁ。既存のマスコミは信用ならなかった。




この本によれば、ジーコ批判のピークは2003年6月コンフェデ杯直後だったそうだ。この批判非難の嵐⇒沈滞・あきらめムード⇒代表への無関心モードへ進んだ。

アジア予選オマーン戦の「久保のゴールが低迷する代表チームに劇的な変化を与える『きっかけ』を奪い、チームを更なる泥沼へ誘い込む『きっかけ』になる・・・」

その通りだった。

ドイツW杯の結果は、
「大して強くもない日本が本気で勝つ努力をしなければどうなるか、極めて真っ当な結果が出ただけです」

サッカー協会への批判は鋭い。

そしてオシムへの期待が語られるわけだけど、今、この文章を読むのは辛い。その期待は途中で断ち切られてしまった。

今日、思い立って、スイス戦をビデオで見た。後半の日本は果敢な戦いぶりだった。

PK2本FKからのゴール一本と4点のうち、3点がセットプレーだが、でも松井、稲本、闘莉王の迫力あるドリブル、俊輔や遠藤のためやスルーパス、サイドチェンジ、駒野、加地の上がり、啓太の献身的守備、面白かった。

足元足元パスじゃない。どんどん後ろへ下がるパス回しじゃない。

このサッカーの発展形が見たかった。

(代表への無関心モードはドイツ惨敗後なお一層顕著となっている)

この本は代表のことばかりじゃない。もちろんJリーグやサポーター文化、フットサル、サッカー報道まで幅広く論じている。マリノスファンにとっては「社長の作文」(左伴前社長)の話が嬉しかった。

ところでいろんな意味で、う〜んと思った箇所。

「オシム監督はなぜ山瀬を中心選手として使わないのか、個人的にはそれが大きな疑問です。彼の言葉から察するに、山瀬ほどそのコンセプトに合った選手はいないと思うのだけど。計算できる選手は後回しなのかな、と無理やり納得しているのですが」

山瀬は東アジア選手権で誰もが注目する選手になった。それがオシムさんでなく、岡田監督だから複雑な気持ちになる。

でもまぁ、とにかく、山瀬や中澤、俊輔が代表で大活躍してくれれば、オシムサッカーだろうが、岡田サッカーだろうが、難しいことは抜きで、ただひたすら嬉しい、ってのが私のレベル。
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