2011/8/12

永久欠番のこと  サッカー(マリノス)

今日、マリノスから松田直樹選手の背番号3番を永久欠番とするという発表があった。

この件については、賛否があった。

「松田直樹」を継ぐにふさわしい選手が3番を背負って、マリノスで活躍して欲しい、子どもたちが3番を目指すためにも欠番にすべきではない、「松田直樹」を顕彰し追悼する手段は他にもあるだろう、とか、拙速だろうとか、どれもわかる。昨年戦力外にしておいて、何を今さら、とか。

みんな「松田直樹」への思い入れが強い。一つの意見にはまとめられない。

永久欠番にすれば、「何故した?」といわれ、しなければ「何故しない?」と言われ、一週間で結論を出せば、「拙速」、長引けば「遅い」と言われ、他の手段(「施設やカップ戦に名前をつける」「追悼施設を作る」等)を取れば、「永久欠番はどうした?」と言われる。「意見交換の場が欲しい」には、「それより試合に集中」の声もあるだろう。

難しい問題だ。

私は最初、しばらく3番は空けておいて、背負う選手がいなければ、そのまま自然に「永久欠番」でいいのかな?なんて思っていた。背負える選手がそうすぐに出てくるとは思えない。

でも空き番号にしておくことはJリーグの規約上できないらしい(事実確認はしていない)。

また、「継ぐ選手が出るまで自然に欠番」は、決断せず問題を先送りしてるだけではないか。

問題先送りは、日本人らしい智恵でもあるけど、悪しき習慣でもある。誰も責任を取ろうとせず、そして忘れる、或いは問題を悪化させる。

マリノスは「永久欠番」を決断した。立派だと思う。批判も受け止めるということだよね。

そして決断するなら早いほうがいいと思う。

永久欠番だけでなく、有望なDFへの賞とか、メモリアルマッチ、命名とか、考えられることは(事情さえ許せば)やればいいんだと思う。それはそれ、これはこれ、だ。

3番を背負うような選手がマリノスで活躍することを期待したいという意見。
分かるけど、そういう選手は逆に自分で自分の番号を大きくするんじゃないかな。中澤祐二の22番のように。

に、何と言っても、松田直樹選手は「夭折」なんだ。これは誰も乗り越えられない。重過ぎる事実。

こんな選手はもう出ない。こんなに鮮烈に生きて去っていった選手、もう二度と出ない。

いつも松田直樹選手を思い出し追悼するために、また子どもたちが目指すために「永久欠番」という選択はあっていい。

今回、マリノスは、献花台設置やファンへの誘導、コンコースに飾られたマツの素晴らしい写真の数々。選手のウォーミングアップ用に3番ユニを揃えること、葬儀の場でのスタッフの働き、どれも本当に気持ちを見せてくれたと思う。「献花のお礼とご報告」も心のこもったものだった。

昨年の戦力外通告は、マリノスとしての合理的な理由があったのだろう。だけど、それはファン・サポーターの愛情という不合理なものとは相容れなかった。
(勿論「合理的な理由」にも疑問はあるが、こればかりは当事者でなければわからない)

まして、松田直樹選手にこのような不幸が襲い掛かることは想像だにしなかったろう。

きっと、ファン・サポーター以上に、身近で接していた選手、スタッフ、社員達は悲しかったと思う。だから、心のこもった対応が出来たと思う。

いろいろな意見や思いはあると思うが、マリノスの決断を尊重したい。

今回の「永久欠番」、私はこれで良かったと思う。

(少し書き直しました)
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