2013/4/22

シベリウスを聴きに行った  音楽

4月20日にコンサートに行くことだけは覚えていた。

何を聴きに行くんだっけ?チケットを見るとピエタリ・インキネン指揮・日本フィル、シベリウス4番、2番とある。

シベリウスの交響曲は聴いたことがない。シベリウスは「フィンランディア」と1〜2曲しか知らない。

一応予習と思ってCDを探したら、カラヤン・ベルりンフィルの2枚組があった。出かける準備をしながら、聴いた。でも2枚組なので、間違えてかけてしまって、2番と思ったのが、1番、4番と思ったのが5番だった'_';ちゃんと聴いていなかったから、まぁ、いいか。

ホールに入ると1階ホワイエに人が集まっている。「曲目」解説があったのだ。私は途中からだったので、4番のみ聞いた。

「いわゆるドイツ式の交響曲の概念を完全に忘れて聴いてください」「シベリウスが病気と借金とで一番苦しい時に書かれた曲」「一楽章はチェロ、二楽章はオーボエ、三楽章はフルート、四楽章は鉄琴(ブロッケン)に注目」「日フィルは渡邉暁雄さん以来シベリウスには定評があるし、インキネンさんはシベリウスと同じフィンランドの方」「バイブルと言われる曲」。

客席は舞台奥に空席はあったが、ほぼ満席。私は今日は1階席。よい席だった。

感想。交響曲2曲は重かった。私の能力(キャパ)では受け止めきれなかった。

4番は「チェロ」「オーボエ」「フルート」に注目して聴いて、確かにとても美しく響いていた。「鉄琴の意味を考えて」と解説者に言われたが、これはわからなかった。

3楽章は心が洗われるような気持がした。「いいなぁ」と思った。そして解説者が「シベリウスは『葬式で3楽章を演奏してくれ』と言った」という話を思い出した。

全体を通すと、よくわからなかった。プログラムに「初演の時聴衆はとまどった」と書いてあった。私もとまどった。曲に乗れないし、うっとりが続かなかった。全体がつかめなかった。

休憩をはさんで2番。これは聴いたことがある。民族的な曲調もあり、スケールの大きな作品だった。金管、打楽器が活躍して、大音量になり、終わった瞬間「ブラボー」だった。横浜の聴衆はあんまり「ブラボー」と言わないが、そう言わせる迫力があった。

でも、なんか疲れました。音に酔うとか、音楽に浸れた、という感じではなかった。

アンコールはインキネンさんが「何とか」と外国語で言った。始まった途端「悲しきワルツ」だとわかった。これは繊細できれい。ほっとして肩の力が抜けた。余韻があった。これを聴けてよかった。

演奏終了後最後の挨拶の時、全員そろって客席にお辞儀、後ろを向いて舞台後ろの客席にも揃ってお辞儀。珍しいと思った。開演前CD売り場に団員さんが立っていて、常連さんらしき人と話をしていた。解説といい、聴衆へのサービスを考えているのだと思った。

ひとつだけ。大音量の時、音がくぐもるように感じた。クリアでない。弦、木管、金管、それぞれの時はいいが、大音量の時だけ感じた。これはホールのせいなのか、オーケストラのせいなのか、私の未熟さのせいなのかわからないが、そう感じてしまった。サントリーホールのベートーベンの時はそんなことを感じなかったのに。(よくわからない人間が偉そうにごめんなさい)。

そうそう、今回は隣の人が息の荒い人で、音が静かなときに鼻息が聞こえるんですよね。前回のN響の時は、前の人が音楽に合わせてやたら頭を振る人だったので、目を瞑って聴いていた。鼻息は目をつむっていても聞こえるから困る。ま、イビキよりはいいですけど。

家に帰って、「悲しきワルツ」もあったはずと探した。カラヤン「アダージョ」の最後がこの曲ですね。

シベリウスの交響曲もCDで聴いてみた。私はやっぱりドイツ式のカチっとした交響曲の方が好きみたい。でも聴きこんでいけばシベリウスの交響曲も理解できて、好きになれるのだろうか。まだまだ勉強不足だ。
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