2013/12/14

中島みゆきマイブーム  音楽

11月3日NHKプレミアム「オール中島みゆきナイト」を見て以来、私の中で、中島みゆきブームが再燃している。周期的にみゆきブームが来る。秋・冬のことが多い。

その番組では、みゆきさんファンのクリス松村、棋士・先崎学8段、おかもとまり、茂木健一郎と、ビデオ出演の、薬師丸ひろ子、安達祐実、さだまさし、ゆず、槇原敬之、坂崎幸之助がそれぞれ自分の「みゆきさん」を話す。司会はビビル大木。

構成はけっこうグダグダで、トーク(特に茂木さん)やクイズ、街頭インタビューはいらなかったな。

各自が自分の一曲を話すのだけでよかったと思う。

先崎八段は「信者」でみゆきさんは「唯一神」と言っていた。リクエストは「歌姫」。おかもとさんは自分が仕事がなく辛かった時に聴いた「命の別名」。

槇原さんもこれは自分のことだと思ったという「誕生」。クリスさんは「アザミ嬢のララバイ」。薬師丸さんは「時代」。街頭で答えていた人も「『時代』は特別な歌」。

これらは本当にみゆきさんの歌を聴いてきた人たちの選曲だと思った。

安達祐実は当然「空と君の間に」、ゆずは「浅い眠り」、工藤静香「見返り美人」、坂崎さんは「ファイト!」

NHKは自前の映像がある「地上の星」「ヘッドライト・テールライト」推し。でも、それはもうウンザリの境地だ。曲に罪はないにしても。

みゆきさんの映像をYoutubeで探していたら、「有吉とマツコの語る中島みゆき」があった。

マツコさんの一曲は「タクシードライバー」。私はこの歌をあまり知らない。マツコさんの実体験に重ねる部分があるそうで、そういう時、みゆきさんの歌は「こころ」にというか、身体に沁み入る。

みゆきさんの歌を表面の言葉だけで語るな、その奥にある深み、重みをこそ見なくてはとのこと。それを感じられる人にこそ、熱烈に支持され愛されているのだ思う。

有吉は「ホームにて」。自分の経験と重なるので、「この曲が流れると、もうだめですね」と珍しく殊勝に話していた。

「ホームにて」は01年慶応大学学園祭のステージで歌ってくれた時も、私の前の席の学生がそっと涙をぬぐっていた。(以前にも書いた)

マツコさんもクリスさんも、先崎さんも「みゆきさん」と呼ぶ。尊敬がこもっている。

さだまさしは「あれは天才ですから」「日本の宝です」と言う。そう思う。

最近「ファイト!」を聴きかえす。特定秘密保護法案反対で国会周辺に通っていた頃や成立してしまった時、何故かこの歌が浮かんだ。弱いものへの励ましに満ちている。

それにしても、今の権力者たちには「あの蒼い海の向こうで 今誰かが傷んでいる」「柔らかな皮膚しかない理由(わけ)は 人の傷みを聴くためだ」(銀の龍の背に乗って)という感性はないのだろうか。

NHK「八重の桜」で兄・山本覚馬が同志社卒業生に贈る言葉「諸君はこれから学業を終えそれぞれの仕事につかれる どうか弱きものを守る盾となってください」。

こういう言葉を政治家や企業家から聞かれなくなった今は、殺伐としていると思う。1%が富を得て99%が苦しむ格差社会を助長する日本政治。道徳を科目化するなんて愚かなことをする前に、正すべきはこちらだろう。

こういう時だから、みゆきさんの歌を聴きたくなるのかもしれない。
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