2015/8/31
別次元俊輔・浦和戦 サッカー(マリノス)
スタジアムに出かける前、「浦和はさぁ勝つとウィアーレッズウィアーレッズとうるさいから、嫌なんだよね」と夫に愚痴をこぼした。このところ浦和に勝ててないし。
スタジアムに入ると、緊張感が漂っていた。3連勝同士の対決。マリノスは絶対に負けられない。お互いのプライドもある。
横須賀市長の「いつの日か横浜横須賀Fマリノス」の定型文にもブーイングするほど浦和はテンパっていた。
始まる前、お隣に若者たちが座った。周囲は年チケの人ばかりだが、その席は年チケ売れ残り席=チケットを買った人が座る。
その若者の一人が、いきなりレッズのユニを着始めた。もう一人が「逆に尊敬するわ」とか言う。
腹立つ〜。「ねぇ、ここはホーム側の指定席でしょ。ユニ着たいならゴール裏かアウェイ指定席に行けば」と言った。「私の友人で古参浦和サポは、ここで私に会う時、ユニを脱いできたわよ、それがマナーだって言ってた」「まじっすか。じゃ、上にこれ着ます」とパーカーを着た。
試合開始前、7月月間ベストゴールの表彰があった。映像が流されると、若者「これはすげぇ」
キックオフ。両チームの意地がぶつかって、激しい試合になった。息を詰めて見ている感じ。マリノスはアデミウソンがシュートを打つが決まらない。シュートの精度が課題だなぁ。
緊張感ある試合、俊輔がいい位置でFK獲得。マリサポは大歓声。期待が高まる。

そして、俊輔の左足から放たれたボールは、あっという間にネットに吸い込まれた。わぁっと立ち上がる観客。(私もすっと立った。これ不思議、いつもどっこいしょなのに)
もうこの瞬間は、感極まるね。あのスピードであの曲がり方であのコースに蹴られたら、西川どころか、世界中のGKが取れないわ。
隣りの若者は憮然としていた。「今日も俊輔の素晴らしいFKが見られてよかったね」と彼らに言いました←意地悪ばあさんなので。
浦和は焦った。梅崎がファウルを取ってもらえなくて怒る。周囲が「浦和の選手が冷静さを失っているなぁ」。マリノスの選手にボールが入ると数人でプレッシャー。その分、後ろが手薄になる。プレッシャーをかけても取れないからピンチになる。で、まんまとマリノス追加点。
学に負けて無様に転がった選手は誰?宇賀神か。軽くころがしてゴール。
2−0で前半終了。西川の好守がなければ、あと2〜3点入っていたと思う。
隣の若者は席を立った後、戻らなかった。
後半はレッズが攻勢に出るが、鉄壁の守備で跳ね返す。ま、浦和の攻撃はどうでもいいわ。
俊輔から、実に良いタイミングでスルーパスが出た。本当に一瞬で、角度、アデミの走力、DFの位置、ボールのスピードを計算してパスを出すんだよね。凄いサッカー脳。
アデミウソンは追いつくと早いマイナスのパス。伊藤がDFを引き連れて開けたスペースに学が走りこんできて、左足を振りぬく。ズバッと決まる。
後は余裕で見ていた。点を取られる気がしなかった。
CK。メイン側なので、俊輔は良く見えない。ネットが揺れて、ゴール裏がわっと湧き立つ。誰?誰?と言いながら私の周囲も皆立ち上がる。再現映像を見る。「ファビオだ」。
俊輔のボールもすごいけど、突っ込んでいくファビオも運動神経いいわねぇ。
こんな会心の試合運びになるなんて予想していなかった。
俊輔が交代。私の周りもスタンディングオベーションの人たちがいる。初めて見たかもしれない。2階バックスタンドはほぼ全員スタンディングオベーションだったって。
セルティックデビュー戦、俊輔が交代でピッチを出る時、メインの観客が総立ちで拍手だった。日本ではなかなか見られないので、ああいう情景が見られるといいなぁとずっと思っていた。
交代で入った喜田もよく走って効果的だった。勇蔵が入った時は、大きな歓声、人気あるなと思った。
4−0で完勝。

お立ち台のヒーローインタビューで、俊輔が兵藤、勇蔵、淳吾に触れていたのは良かった。本当にキャプテンだね。
それと、お立ち台ではないインタビューで、日産スタジアムの「土と芝がいい」ので蹴りやすいと言ってたのも、芝管理の人にとっては嬉しいと思う。
今日の試合は皆素晴らしかったが、なんといっても俊輔だった。
浦和サポの人が「俊輔は収まると取れんし、倒すとFK決めて来るし、CKも決めて来るし」「すげえな、サッカー全部知ってるって感じだ」
モンバエルツ監督の戦術に俊輔の居場所はあるか、とか俊輔の時代は終わったとか、いろいろ御託を並べる人たちがいたよね。俊輔をけなすと「サッカーがわかる人」みたいな。
もう、ね、俊輔の方がサッカー詳しいですから。
そして、海外に行く前も、海外でも、帰って来てからも、代表でも、本当に、次元の違うプレーを数々見せてくれてたんですよ。
「今日の俊輔は凄かった」のではなく、あなたたち今まで俊輔の、何を見てきたの?
ま、とにかくごちゃごちゃ言っていた人たちを黙らせた俊輔、すごいわー。
こんな神業&次元の違うプレーを見せてもらって、そして、それが徒歩圏内で見られて、なんて幸福なんだろう。
動画を何度も見て、スポーツニュースを見て、なかなか寝付かれなかった。
マリノスありがとう!明日は国会前に「民衆の歌」を聴きに行くよ!
2
スタジアムに入ると、緊張感が漂っていた。3連勝同士の対決。マリノスは絶対に負けられない。お互いのプライドもある。
横須賀市長の「いつの日か横浜横須賀Fマリノス」の定型文にもブーイングするほど浦和はテンパっていた。
始まる前、お隣に若者たちが座った。周囲は年チケの人ばかりだが、その席は年チケ売れ残り席=チケットを買った人が座る。
その若者の一人が、いきなりレッズのユニを着始めた。もう一人が「逆に尊敬するわ」とか言う。
腹立つ〜。「ねぇ、ここはホーム側の指定席でしょ。ユニ着たいならゴール裏かアウェイ指定席に行けば」と言った。「私の友人で古参浦和サポは、ここで私に会う時、ユニを脱いできたわよ、それがマナーだって言ってた」「まじっすか。じゃ、上にこれ着ます」とパーカーを着た。
試合開始前、7月月間ベストゴールの表彰があった。映像が流されると、若者「これはすげぇ」
キックオフ。両チームの意地がぶつかって、激しい試合になった。息を詰めて見ている感じ。マリノスはアデミウソンがシュートを打つが決まらない。シュートの精度が課題だなぁ。
緊張感ある試合、俊輔がいい位置でFK獲得。マリサポは大歓声。期待が高まる。

そして、俊輔の左足から放たれたボールは、あっという間にネットに吸い込まれた。わぁっと立ち上がる観客。(私もすっと立った。これ不思議、いつもどっこいしょなのに)
もうこの瞬間は、感極まるね。あのスピードであの曲がり方であのコースに蹴られたら、西川どころか、世界中のGKが取れないわ。
隣りの若者は憮然としていた。「今日も俊輔の素晴らしいFKが見られてよかったね」と彼らに言いました←意地悪ばあさんなので。
浦和は焦った。梅崎がファウルを取ってもらえなくて怒る。周囲が「浦和の選手が冷静さを失っているなぁ」。マリノスの選手にボールが入ると数人でプレッシャー。その分、後ろが手薄になる。プレッシャーをかけても取れないからピンチになる。で、まんまとマリノス追加点。
学に負けて無様に転がった選手は誰?宇賀神か。軽くころがしてゴール。
2−0で前半終了。西川の好守がなければ、あと2〜3点入っていたと思う。
隣の若者は席を立った後、戻らなかった。
後半はレッズが攻勢に出るが、鉄壁の守備で跳ね返す。ま、浦和の攻撃はどうでもいいわ。
俊輔から、実に良いタイミングでスルーパスが出た。本当に一瞬で、角度、アデミの走力、DFの位置、ボールのスピードを計算してパスを出すんだよね。凄いサッカー脳。
アデミウソンは追いつくと早いマイナスのパス。伊藤がDFを引き連れて開けたスペースに学が走りこんできて、左足を振りぬく。ズバッと決まる。
後は余裕で見ていた。点を取られる気がしなかった。
CK。メイン側なので、俊輔は良く見えない。ネットが揺れて、ゴール裏がわっと湧き立つ。誰?誰?と言いながら私の周囲も皆立ち上がる。再現映像を見る。「ファビオだ」。
俊輔のボールもすごいけど、突っ込んでいくファビオも運動神経いいわねぇ。
こんな会心の試合運びになるなんて予想していなかった。
俊輔が交代。私の周りもスタンディングオベーションの人たちがいる。初めて見たかもしれない。2階バックスタンドはほぼ全員スタンディングオベーションだったって。
セルティックデビュー戦、俊輔が交代でピッチを出る時、メインの観客が総立ちで拍手だった。日本ではなかなか見られないので、ああいう情景が見られるといいなぁとずっと思っていた。
交代で入った喜田もよく走って効果的だった。勇蔵が入った時は、大きな歓声、人気あるなと思った。
4−0で完勝。

お立ち台のヒーローインタビューで、俊輔が兵藤、勇蔵、淳吾に触れていたのは良かった。本当にキャプテンだね。
それと、お立ち台ではないインタビューで、日産スタジアムの「土と芝がいい」ので蹴りやすいと言ってたのも、芝管理の人にとっては嬉しいと思う。
今日の試合は皆素晴らしかったが、なんといっても俊輔だった。
浦和サポの人が「俊輔は収まると取れんし、倒すとFK決めて来るし、CKも決めて来るし」「すげえな、サッカー全部知ってるって感じだ」
モンバエルツ監督の戦術に俊輔の居場所はあるか、とか俊輔の時代は終わったとか、いろいろ御託を並べる人たちがいたよね。俊輔をけなすと「サッカーがわかる人」みたいな。
もう、ね、俊輔の方がサッカー詳しいですから。
そして、海外に行く前も、海外でも、帰って来てからも、代表でも、本当に、次元の違うプレーを数々見せてくれてたんですよ。
「今日の俊輔は凄かった」のではなく、あなたたち今まで俊輔の、何を見てきたの?
ま、とにかくごちゃごちゃ言っていた人たちを黙らせた俊輔、すごいわー。
こんな神業&次元の違うプレーを見せてもらって、そして、それが徒歩圏内で見られて、なんて幸福なんだろう。
動画を何度も見て、スポーツニュースを見て、なかなか寝付かれなかった。
マリノスありがとう!明日は国会前に「民衆の歌」を聴きに行くよ!
