2020/8/9

原爆の日  映画

8月6日は広島、そして今日は長崎の原爆の日だ。

黙祷した。

この日ばかりでなく、いつも核兵器とその被害のことは忘れない。

一昨年は念願の広島に行くことができた。学生の頃、長崎に行った。30年くらい前には丸木美術館にも行った(コロナ禍で来館者が減ったとのことで寄付を呼びかけていたので、わずかだか寄付をした)。

「はだしのゲン」が書棚から撤去されそうになった時は憤りを感じた。

今日はNHKで「この世界の片隅に」を放映するそうだ。





この危惧は私も持っています。



NHKが「あちこちのすずさん」の証言を募集したのも嫌な感じしか受けない。戦時中日々丁寧な暮らしをしていたすずさんたちとは、暮らしに埋没していた人々だ。それを今の時代に無批判にというか、肯定的にとらえてはいけないのだ。



一方原作者「こうの史代」さんは丁寧な暮らしを描きつつ、社会に対する冷徹な目を持っていたという。





私はこの映画を見た時、大変に反発した。プリプリ怒って映画館を後にした。

そのことはこのblogでもしつこく書いた。つまり、その頃この映画を絶賛する人ばかりに思えたからだ。

2016年11月29日「『この世界の片隅に』を見た

2016年12月12日「再度『この世界の片隅に』

2016年12月25日「再々度『この世界の片隅に』

特に「僕のすずさん」なんて言いやがる男どもは殴りたいくらいだ。無垢で従順で優しく素直な女性が好きだって?!。

怒りを表出することを禁じられている女性だ。

子ども向けの映画のようでいてディズニーの「魔法にかけられて」は重要なセリフを言っている。「angry!」「私は今怒っている!」

魔法の世界のお姫様は怒りという感情を知らないのだ。

すずさんは敗戦の日に初めて「泣き」「怒り」にゆすぶられるが、それは映画ではあっさりとしか描かれなかった。

でも今日twitterを検索すると2016年当時に比べると批判的な意見を言う人がいてほっとした。

やっぱりね、何も知らない人の入門としては否定しないが、でもこれを傑作と言ってはいけないと思う。
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