2020/9/24

録画でバレエを見た  音楽

バレエはあんまり見ない。

曲が好きなので、白鳥の湖、くるみ割り人形、ロミオとジュリエットを見た程度だ。

娘がNHKBSプレミアムの「マシューボーンの白鳥の湖」を録画した。

で、一緒に見た。

このバレエ、1995年初演とか。有名作品。

来日公演のポスターは何度もみかけたし、映画「リトルダンサー」のラストシーンはこのバレエだ。

で、何にも知らないので、白鳥に変えられたオデット姫の役を男性ダンサーが演じて、物語はそのままで、王子との男性同士の愛を描くのだと思っていた。←無知

この作品は王子の物語なんですね。

第一幕、眠る王子の枕元に白鳥が現れる。王子は悪夢にうなされているようだ。

起きると、王子は執事の管理のもとスケジュール通りに動かされていく。

王子は母に愛を求めても拒絶されている。父王は亡く、母は若い男に目がない。

親しくなったガールフレンド(庶民的)は母から拒絶される。孤独を抱え、絶望した王子は、たどり着いた公園で白鳥たちを見る。王子は生きる希望を取り戻す。

各国の王女たちを招く舞踏会、これは元の話と同じ体裁。しかし王子が見た白鳥そっくりの見知らぬ男が現れたことから、事態が悲劇的になっていく。

この後の展開は、もうビックリ。

で、それまではチャイコフスキーの音楽なら原典の踊りを見たいな、とか、実際は大迫力なのかもしれないが映像だと男性白鳥の群舞はそれほどでもないな、スワン(主役)は好みじゃない等と呑気に見ていたが、舞踏会中盤から終幕まで、え、え、となり、最終的には心に何かが突き刺さってしまった。

あのバレエは一体何だったんだ、この、何かに捉えられしまった感覚は?

王子の孤独と、虚無が他人事でない感じ。

そうして、もう一度見なくては、と思ってしまう。

この王子はバイエルン王ルドウィヒのようだと思ったら、そういう解釈の、別のバレエもあるようですね。

王子役はミュージカル「ビリー・エリオット」(リトルダンサーのミュージカル版)の初代ビリーだった方だそうだ。彼はバレエも演技も姿形も良かったですね!

ガールフレンドがとてもキュート&コミカルそして純情。劇場場面はちょっとマイフェアレディorプリティウーマン味もあった。

その劇場で上演されてる舞踊はヘンテコだった(良かったという意味)

白鳥たちがスキンヘッド、上半身裸、メイクをしているので「ウォーボーイズ」みたいと思ってしまうのはMMFRの見過ぎ(白鳥の方が時期的に早いし)。

スペインの踊り、とても素敵で、バレエはやはり女性の踊りの方が美しいなと思ってしまった。

とにかく本作はトニー賞やローレンスオリビエ賞等たくさんの賞を取り、繰り返し上演されている名作ということがよく分かりました。

録画してくれた娘に感謝。そもそもヨナス様を知ったのも娘がROH「トスカ」を録画しておいてくれたからだ。いつもありがとう。
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