さて、年が明けたという事で昨年公開された映画のうち私が観たものについて感想をちらっと書きます。
といっても去年はいつもよりもあまり映画を観ていなかったのでそれほど書くことはないはずです。
有頂天ホテル
2006年最初に観たのがこれ。三谷作品という事と自分自身がホテル業界に携わっているという事でそれなりに期待して観る。娯楽作品としては充分楽しめました。三谷幸喜お得意の勘違いが勘違いを呼ぶ展開でした。
フライトプラン
予告編に騙された作品。多分昨年観たなかで一番つまらなかったかも。
名探偵コナン〜探偵たちの鎮魂歌〜
こちらはDVDになってから観ました。個人的に今までの劇場版シリーズで一番面白かったかも。劇場版10周年という事でシナリオにも力が入っていたという事でしょうか。
トリック劇場版2
絶対にはずせないですねこれは。問答無用に面白いです。いや、でも正直今回ばかりは勢いがなかったかな。失速しはじめた頃合でシリーズラストという退き際の良さは評価します。まあ復活したらしたで絶対観るのだろうが。
カーズ
こちらもDVDで観賞。PIXAR作品なのでそれなりに面白いだろうと期待して観る。個人的には今までのPIXARの中でかなり良い出来だと思う。何度か観返してしまったのは「トイ・ストーリー2」以来です。
木更津キャッツアイ〜ワールド・シリーズ〜
前回の劇場版よりも面白いと思います。劇団☆新感線の橋本じゅんが喋り出すとどうしても新感線ワールドになってしまうのですが、分かる人しか分からない事なのでそれはファンの方だけ楽しめれば良いかと。まあ知らない人は逆に新感線ってのはこんな人がいるっていうアピールになりますね。
犬神家の一族
オリジナルの市川監督自らがメガホンをとったという事で、まだ観てない人は良い意味でも悪い意味でもオリジナルとリメイクどちらを観ても良いのではと思います。
以上が昨年公開された作品で劇場もしくはDVDで観た作品です。
で、以下は昨年公開されて観たかったのだけれども観れなかった、なおかつ絶対面白いだろうと勝手に思い込みとりあえずDVDだけ買ってまだ観ていない作品です。
インサイド・マン
劇場で予告編を観てずっと観たかったのだが時間がなく、いざ観ようと思ったらもうどこの映画館も上映を終了していた。まあ、プロットは面白そうなのでDVD買っておこうと思い買いました。
おいしい殺し方
KERAさんの監督2作目。こちらはもうKERAさんの作品だというだけで観てても観ていなくても買わなければという事で観ていないのに買っています。で時間がなく観ていないです。まあ映画も芝居もだいたい同じような文法で演出しているし、前回の映画「1980」も良かったので期待しています。
マイアミ・バイス
別に往年のドラマシリーズが好きだったわけでもないのですが、自らが手掛けたテレビドラマを自らがメガホンをとっていると言う事で、結果的にオリジナルからどれだけ逸脱しても何がどうなろうが誰にも文句をいわせないその姿勢と、監督としての腕と評判はともかくとして少なくとも渋い男を描かせたら妙に活き活きとする映像を創り出すマイケル・マン監督に期待して買ってしまった。すでに世間の評判がいまいちだというのは充分に承知しています。
なんだかんだであまり映画の観れなかった一年だった気がしたのですが、以外と観ている事には驚いた。それでも月一以下のペースになっているのは年をとった証拠かな。