2007/12/21

少数意見の留保  

ひどい脱力感と疲れが残っている・・・。

というのも、今回の定例会にて私が行った平成18年度決算認定において、決算特別委員会の採決で反対討論を行いました。結果は賛成多数だったのだが、少数意見の留保を行いました。そして、昨日の定例会において、決算認定の議題に対し、私が少数意見の報告を行いました。

今回は、この少数意見に質疑を受ける立場です。
初めて、答弁者のになり、かなりの緊張と準備で得体の知れない疲れに苛まれたわけ・・・。
質疑があることをしっかりと想定し、準備をしていったのだが、かなりの激論となりました。

何に反対したかというと、新日本海地域交流センター(ふわっと)に対する補助金について。(平成17年度の赤字分の補助として支出したものについて)

想定し、用意しておいたもので、こういうことです。


・・補助金の性質上、目的のある補助金として町が支出しその補助金の使い方が適正に使われているのかという点に私は疑義を持った。というのも、報告の受けた決算書において、その補助金が18年度事業内として計上されていました。本来、目的を果たすための使い方として、平成17年度に出た損失分を埋める処理が明確となるような仕方を行うべきだと思っていましたが、これにより平成18年度は黒字の計上がなされています。
その平成17年度に発生した損失金はどうしたのかというところは、先の決算委員会で町側の答弁にあったように資本金で埋めております。そして、平成18年度に出た赤字分を差し引いて出ている黒字は預金としてあります。戻りますが、その際18年度内に受けた補助金は結局、使い道としては本来の17年度の損失金を埋めるべく補助金の使い方となるのかというところです。
ご存知かと思いますが、当町にも補助金交付規則があります。その中の条項にも補助事業等の遂行などいくつか結果としてそぐわない形の処理となっていると私は判断し、先日採決では決算認定に対し反対いたしました。
また、資本金を取り崩してしていることも町の出資もあることの重大さの中でしかるべき対処があるべきだとも考えますし、加えて、指定管理者制度において、その制度を導入した町の目的に添ったかたちとなるような運営を指定管理者へ指導なりを行うべきであったと思います。18年度を区切りとした制度導入から、委託料と更にその補助金が使える形となっていることは、制度の目的から逸脱するとも私は判断しました。

・・・と用意しました。

簡単に言うと、17年度分の赤字の補填を18年度に入ってから補助金を支出しています。お金の流れ上、18年度の会計で処理されるのはその通りかもしれないが、このお金というのは17年度の赤字分を埋めるという目的のあるお金(公金)です。このお金をどう使って、その赤字分を埋めましたというところが明確になるような処理でなくては、実績の報告も何もできません。決算書に残っているのは、この補助金を入れることにより大幅な黒字の計上がなされ、預金として残っています。となると結果的には、この預金は18年度、19年度、いつでも、どんなことでも使えるお金として変わってしまっているんじゃないですか?というのが私の主張です。そして、そもそもの17年度の赤字分はどこへいったの?というところは、公社の資本金で埋めているわけです。言い方を変えると赤字分を埋めれているんなら、何で補助金が必要なの?とか、資本金を取り崩すとき、所要の手はずはとったの?とか色々な不明瞭な点があると判断いたしました。

私は補助金を支出することは、その時の議会においても賛成し可決していますから、補助金を支出することに異論はありません。ただ、使われ方がどうであったかを検証するための決算委員会において、調査させていただきました。
監査能力の強化が叫ばれる中、まだまだ未熟なところが多いわけですが、今回こうした意見を述べさせていただきました。
これは、最終的には認定されたのですが、少数の意見かもしれませんが、自分の信条の中で述べずにいられなかったというところでした。

長くなりましたが、良し悪しは別として、様々な課題をクリアするには、おおいに議論すべきだと思いましたし、今回、また一つ経験を踏ませていただいた議会となりました。


一般質問の結果は、また・・・・。
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2007/12/27  11:45

投稿者:daishi

>北の浪漫人さま
ご無沙汰しておりました。
お元気でしょうか??グリーンシードで、お会いできるかと思っていましたが、遠くで充電ということで了解いたしました。

充電満タン!で再開できるのを楽しみにしています。

指定管理者制度の問題点はこれから出てくるとことがあるのかもしれませんね。そしてとき、理事者として、議会としてどう対処していくのかというところの認識をしっかりと持ちたいと思っています。

また、意見、情報交換ができたらと思います。

今後ともよろしくお願いします。

2007/12/27  11:35

投稿者:daishi

>ごんべえさま
コメントの返信遅れました。申し訳ございません。

おっしゃるとおりです。
ピンチはチャンスと置き換え、行動できるかというところで、理事者や公社の方々はどう受け止め、受け入れるかが、これから左右するんだと思います。
私は、全体の中で、個々をどうするのかというところを視点を失ってはいけないと思っています。確かに時には、受益者や対象者の立場に立って考えることもとても大事です。しかし、そこで公私混同が出てしまうと真っ当な公平中立の行政サービスができるかどうかということに行くと思います。

大志はあんなこと言いやがってとか、とんでもないということも耳にしています。しかし、それだって、自分は何のためにこの立場を頂いたのかと、振り返ります。忘れてはいけないところだと自分は思っています。
コアンコだろうが、ひよっこだろうが、理想論といわれても、そこを期待してくれた沢山の皆さんがいたという事実は覆らないと思っています。だからって、ガンガラ頭を硬くしているというわけではないですよ。

選挙にてその審判を頂きたかったです・・・。

今後ともよろしくお願いします。ごんべえさんも体に注意して、足元も気をつけてくださいね!!ありがとうございました!

2007/12/27  11:23

投稿者:daishi

>おかにゃんさま
コメントを返すのが遅れまして、申し訳ございません。

決算の意義を以前から気に留めていました。単に数字のチェックをするというだけではなく、その効果や次年度への課題や問題点をしっかりと客観的に検証し、洗い出し、予算編成から総合振興計画や財政計画などと整合させたり、支出した補助金などにおいても、その適正さ、管理などにおいてもしっかりと議論することが求められていると認識しています。

その上で、今回の補助金の検証をしたところです。質疑では様々な質問、意見(!?)を頂きました。そして、採決の結果、賛成5反対4の際どいところでの認定となりました。理事者を始め、町はこの結果を真摯に受け止めていただけているのかを今後ともしっかりと見極めて行きたいと思っています。

今後もよろしくお願いします。

2007/12/23  20:44

投稿者:北の浪漫人

ご無沙汰です。遠くの町で、充電中です。
第3セクターのお金の使い方について、しっかり筋を通すことは大切なことです。指定管理者制度の運用の仕方にも問題がありそうですね。

2007/12/22  14:15

投稿者:ごんべえ

お久しぶりです。
お忙しい中、体調はどうですか。
まさに相変わらずの“ナァナァ&グレーゾーン”ですね。
相手がどう出ようともそこは町としても大切な部分(額も大きいですから…)ですので明白にして行きましょう。
先日の記事でも『町職…』同様に私的にも『深いとこは見ずに浅せばかりをつつく』お偉いさん達始め私達町民が非常に多いと思います。 今のこの町で町を守るとか暮らしやすくとか…色んな“立派な意見”を皆さん述べてますが本当に考えてる方は何名居るでしょう!? daishiさん、今が本当に正念場であり立場的にもチャンスだと私は思いますので『今』『この時』『この時間』を大切にして下さい。 叩いてホコリが出るならいくらでも叩きましょう。 今後、更なる活躍を期待してます。
くれぐれもお体は大切に。

2007/12/22  10:03

投稿者:おかにゃん

おはようございます。
非常に筋が通っている話だと思いました。すなわち,公社の赤字を資本金を取り崩して填補した(実際は資本準備金か利益準備金と取り崩したのかもしれませんが)というのであれば,公社の帳簿上決算に赤字はないため,もはや補助金による填補は必要ないということになります。にもかかわらず,填補したということは補助金規則に抵触するということは考えられるでしょう。
また,おっしゃるとおり,一番大切なのは,「出しっぱなし」ではなく,「出したものが正しいといえるか」という検証作業です。PDCAサイクルの典型例ですが,多くの自治体ではこの検証作業を行っていません。そういう点からしても,今回の少数意見には大きな意味があったといえるでしょう。
結果がどうだったかは,後の記事を楽しみにしています。

http://blog.goo.ne.jp/okanyan/


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