2007/9/22

ブッシュ政権がイスラエルのシリア空爆容認か  イスラエルとパレスチナ、中東

(ニュ−ス)
<シリア核>「イスラエルが攻撃」の欧米報道巡り謎の緊張
9月19日14時7分配信 毎日新聞

 【エルサレム前田英司】シリアを巡り「不可解」な緊張が高まっている。同国が今月初め、イスラエル軍機による領空侵犯を公表したことが発端だが、その後、両国が沈黙する中で欧米メディアが「イスラエルがシリアの『核関連施設』を攻撃した」と報じ始めた。核開発で北朝鮮がシリアに協力したとの憶測も流れ、混迷する中東情勢を反映した「情報戦」の様相も呈している。
 シリアが領空侵犯を公表したのは6日。同軍機が「爆発物を投下した」としたが具体的な被害も場所も特定しなかった。
 真相が不明な中、北朝鮮が11日、イスラエルを非難する異例の声明を発表。これを機に欧米メディアのシリア・北朝鮮関係の報道が過熱した。
 12日付の米紙ニューヨーク・タイムズは米政府筋の話として、イスラエルの偵察機が最近、シリア国内の核関連とみられる施設の写真撮影に成功したと伝えた。15日付の米紙ワシントン・ポストは中東専門家の話として「シリア北部の『農業研究施設』を攻撃したとみられる」と報道。イスラエルはこれをウラン抽出施設とみており、攻撃の3日前に北朝鮮からシリアに核関連機器が輸送されていたと解説した。
 シリアは核を巡る北朝鮮との関係は否定したが、その他については言及を避け、イスラエルも沈黙している。欧米メディアの「空中戦」に、ある外交筋は「恣意(しい)的な情報リークがあると勘ぐってしまう」と話した。
 【ワシントン笠原敏彦】米国内の報道では、イスラエルのシリア「空爆」を既成事実化し、その標的が北朝鮮のシリアへの核開発協力と関係するものかどうかに焦点が当てられている。しかし、北朝鮮のシリアへのミサイル供給は知られているものの、核分野での協力関係はこれまで表面化したことがなく、証拠を欠いたまま観測報道が先行しているのが現状だ。
 18日付のニューヨーク・タイムズ紙も、北朝鮮の貨物船がシリアの港に入るのをイスラエル情報機関が追跡し、その貨物が運ばれた場所が攻撃されたと報じたものの、「積み荷の中身は不明だ」だと指摘。疑惑については、イスラエルが標的を「北朝鮮が協力する核施設だと見ている」と説明するにとどまっている。
 情報はイスラエルが収集したものが大半で、米政府もこの情報を厳しく管理。このため、北朝鮮が6カ国協議の核交渉進展をにらみ売れるものを売ろうとしている▽米強硬派が6カ国協議をつぶすため意図的なリークをしている――などと憶測を呼んでいる。
 北朝鮮が19日開催予定だった6カ国協議の延期を求めたのも憶測をエスカレートさせた。現時点でこの問題が6カ国協議にどう影響するかは未知数で、マコーマック米国務省報道官は18日、報道陣の質問に対し、一般論として「6カ国協議で拡散問題を取り上げることは可能だ」などとあいまいな姿勢に終始した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000060-mai-int

<イスラエル>ネタニヤフ元首相「シリア攻撃」の事実認める
9月21日10時24分配信 毎日新聞

 【エルサレム前田英司】イスラエルの右派政党リクードのネタニヤフ党首(元首相)がイスラエル軍による今月6日の「シリア攻撃」を認める発言をし、物議を醸している。シリアはイスラエル軍機の領空侵犯を公表したが、イスラエル政府はこれまで沈黙を守り、報道管制を敷いてきた。ネタニヤフ発言に政界や軍部からは「かん口令を破った」と非難が巻き起こっている。
 ネタニヤフ氏は19日夜、イスラエルのテレビ局チャンネル1で「シリア攻撃」について「私は最初からこの件に関与していたし、支持した」などと発言し、事前にオルメルト首相から概要を知らされていたことを示唆した。さらに、「首相に(作戦成功の)お祝いの言葉をかけたのか」と問われると「個人的にね」と答え、攻撃の事実を認めた形となった。
 イスラエル政府はこれまで一切、事実関係への言及を拒否してきた。政府や軍などにかん口令を敷き、厳しい報道管制も実施。イスラエル・メディアは連日、海外報道の転電に頼ってシリア関係のニュースを伝える状態が続いていた。ネタニヤフ氏の事務所は「具体的な作戦には言及していない」と“失言”の打ち消しに躍起になった。
 16日付の英紙サンデー・タイムズ(電子版)によると、シリア攻撃準備は今春から始まっていたとされる。攻撃をめぐっては欧米メディアが「『核関連施設』を攻撃したとみられる」などと報じ、「北朝鮮がシリアの核開発に協力」との憶測も流れた。
 イスラエルはシリア側に攻撃の詳細を表ざたにできない「事情」があると見て、反撃の機会を与えないため沈黙を続けているとの見方が有力だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000026-mai-int

イスラエルと情報交換=シリア空爆前、ブッシュ政権−米紙
9月21日16時3分配信 時事通信

 【ワシントン21日時事】21日付の米紙ワシントン・ポストは、イスラエル軍機が今月上旬、北朝鮮の協力によって建設されたとみられるシリア北部の核疑惑施設を空爆するのに先立ち、米ブッシュ政権はイスラエル側と情報を交換していたと報じた。複数の政府筋が語ったとしている。
 ブッシュ大統領以下、米政府高官は、北朝鮮とシリアの核協力情報を肯定も否定もしない態度を続けているが、同紙報道が事実とすれば、ブッシュ政権は北朝鮮・シリアの核協力を裏付ける一定の情報を握っていたことになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000103-jij-int

ブッシュ政権、イスラエルのシリア空爆容認か…米紙報道
9月21日19時18分配信 読売新聞

 【ワシントン=五十嵐文】21日付の米紙ワシントン・ポストは、イスラエルがシリアの核関連施設を空爆したとされる問題をめぐり、ブッシュ米政権が事前にイスラエルと情報を共有していたと報じた。

 施設では、シリアが北朝鮮の支援を得て核開発を進めていたとの情報が浮上しており、事実とすれば、北朝鮮による核拡散を懸念する米政権が、北朝鮮をけん制するためシリア空爆を容認した可能性が高い。

 同紙によると、空爆は今月6日に行われ、標的はトルコ国境に近いシリア北部の施設。また、今回の空爆との関連は不明であるものの、空爆の3日前に核関連物資を搭載しているとみられる北朝鮮籍の船舶がシリアのタルトゥース港に入港したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000211-yom-int
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