2008/3/16

『武士道無残』  映画

『武士道無残』
1960年 松竹京都 白黒 74分 監督・脚本 森川英太朗

ラピュタ阿佐ヶ谷、「高千穂ひづる特集」で。
藩のために16歳の少年武士が殉死を命じられる。きれいなままで死んでいく少年を不憫に思った兄嫁が死ぬ前の一夜、海辺で体を許し男と女の関係に・・。
これまでいろいろと時代劇に触れてきたが、このストーリーはけっこう、なかった気がするもので、新鮮だった。森川英太朗監督の第1作で、当時は「松竹ヌーヴェルヴァーグ時代劇」と称された作品らしい。たしかに新鮮な着眼点の作品。
高千穂ひづるの濡れ場も見れたし・・。(ただし、高千穂氏本人の弁によると一部、吹き替えも入っているそうだ。)
しかし、死のうと決意した少年を「男」にしてしまってはかえって未練が残って死に切れなくなってしまうのではないか・・と思って見ていたら、終盤にかけて展開が思わぬ方向に二転三転する。最後までひねりがあって意欲的な作品だ。

そして・・
なんと、本日は上映後にゲストとして高千穂ひづる氏本人が観客の前に登場!
「ナマ高千穂ひづる」を初めて見て感激。
女優業から久しく離れている高千穂氏だけど、機会があればまた出演してみたいとも言っておられた。ぜひとも起用する映画人が出て来ないものか・・?

なお、僕がこの作品に興味を持ったのは、監督助手として森崎東氏の名前がクレジットされていたけれども、森崎監督が自分がチーフ助監督をしていた作品として以下でこの映画の話を書いていたからである。

http://www.dgj.or.jp/modules/contents6/index.php?id=46

それにしても、森川英太朗という監督は、ほかに1本ぐらいしか、撮っていないようで、ちょっともったいない監督だ。
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