2009/2/25

『ポーラX』  映画

ロードショー公開当時、僕が書いたこの映画の感想。

「『ポーラX』は確かに希薄な映画かもしれない。だがそうした希薄感、空気のようなものがむしろこの映画の独特の魅力だと思える。この作品は表面的には熱い恋愛映画のように思えるが実は全然そういうものではないのかもしれない。ここで描かれているのは実は恋愛ではないのかもしれない。この映画ではやたらと近親相姦的な関係性を主軸にした言葉が交わされ、それを信じる、信じないといった言葉が交わされるが、そうした言葉が交わされれば交わされる程、何やら世界が空転していく。むしろこれは、恋愛の、恋愛に関する言葉の空転性を描いた作品なのではないかと思える。その意味でこの映画で描かれる人間関係は恋愛というよりもむしろ新興宗教的な関係性に近いような気がする。男1人、女2人の関係が全く三角関係的に展開しないあたりも新興宗教っぽいのでは。ある意味では古典的とも思えるような物語をなぞりながら、底部にそうした現代的な関係性をとらえようとするかのような領域にカラックスが踏み出したと思えることにやはり僕は興味を覚える。」

付け加えることはない。
(つーか、自分でも「うわー、ひどい文章だなあ・・」と思うので、付け加えようがないと言うのか・笑)

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