2009/2/25

アカデミー外国語映画賞、『情況』3月号のことなど  イスラエルとパレスチナ、中東

アカデミー外国語映画賞を『おくりびと』が受賞したことは日本人としては喜ぶべきことなのかもしれないが(しかし、ひねくれ者の僕は、オリンピックで日本人選手が金メダルをとった時と同じで、日本人が何かしたということでやたらと騒ぐのを見るとそんなにそればっかり騒がなくても・・と言いたくもなるんだけど・笑)、イスラエル映画の『バシールとワルツを』がこの時期だからこそ、とったほうが良かったかなという気もする。というのは、個人的には見てないんだけど、どうもイスラエルが行なっている戦争を批判的に描いた作品らしいので、そうした映画がアカデミー外国語映画賞を受賞することは、アメリカやイスラエルの人達が、イスラエルが現在、している戦争がいったい、なんであるのかを改めて考える契機になったかもしれないと思うので・・。
まあ、見てないので、見て自分がどういう感想を持つかは分からないけどね・・。

いや、もしかしたら、見ても分からないかもしれないが・・。というのは、何日か前の毎日新聞で、イスラエルがガザで行なっていることについて、広河隆一氏とジブ・コーレン氏の見解が対比的に掲載されていて、あまりに考えが180度、違うというのか、ジブ・コーレン氏の考えがシオニストそのものという感じだったので、ちょっと驚いてしまったので。『1000の言葉よりも/報道写真家ジブ・コーレン』という映画を見た限りではこの人、ここまでシオニストそのものの考え方をする人だとは思わなかった。

ところで、『情況』3月号で「ガザ虐殺・敗走するイスラエル」という特集がされている。
内容は

「ガザ戦争後の世界 ー敗退を続けるイスラエル」高橋正則
「ガザ虐殺後とオバマ政権」中野達彦
「パレスチナのゲルニカーガザ 屋根のない収容所」槙渡
「村上春樹氏への公開書簡」パレスチナの平和を考える会
「書評 共存の芽を摘むために ーエリック・アザン著『占領ノート』」吉沢樹

まあ、この雑誌には、イスラエルの政策の擁護者の佐藤優氏の連載も載っていたりするので買うのはちょっとシャクだったんですが(笑)、ざっとパレスチナ関連のところを読んだ限りでは、とにかくいま、考えなければならない諸問題について提起している、考えさせられる特集かと思ったので、紹介する次第です。
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