2009/4/10

『ダイアナの選択』  映画

話のネタ自体は特に面白いとは思わないものの、編集の念の入り方と、何より、多感なティーンの女の子の、背伸びして悪ぶっている面とピュアな面とが同居しているようなキャラクター造型がうまく出来ていると思われるという点で面白いように思いました。
ただ、逆に、あまりに念がはいり過ぎているので、このカットはこういう意味・・みたいな、意味性にとらわれ過ぎているような気はしないではないし、ヌーヴェルヴァーグの映画のように意味性をこえてゾクゾクするというわけではないので、つまり端的に言ってこの映画よりもたとえばロメールの映画のほうが「ああ、これが映画なんだよなぁ・・」と思わざるを得ないという気もするのだけど、でもこれだけ女性の心理描写のようなものを丹念に表現してくれるのであればそんなことを言ってこの映画を否定してしまうのもどうかという気もしてくるのであり、結局はこの監督の力量に感心する次第です。
(というか、ネタ自体はそれほどのことではないにしても、「女性もの」としてこういうのを見せられると、「ふむふむ、女性っていうのは何を考えてんのかなー。女性心理を分析してみよう・・」みたいな観点で見れるからそれはそれで面白いことなのかも・・。)
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