2009/5/6

イタリア映画祭で『ゴモラ』  映画

イタリア映画祭で『ゴモラ』鑑賞。
昨年のカンヌ映画祭グランプリ、またヨーロッパ映画賞、作品賞などを受賞・・とあって期待が大きすぎたのかもしれないが、ストーリーは全体に乱雑な印象。
もっとも、そこが逆に現実のイタリアのマフィアの凄すぎる実態をとらえ出すことに成功している点なのかもしれない。
これに比べれば『シティ・オブ・ゴッド』などはまだスタイリッシュな映画だったと言えるのかもしれない。(そう言えば、トニー・スコット監督が『シティ・オブ・ゴッド』を10年に1本の傑作みたいに言って評価しているという話を聞いて、え?トニー・スコットと『シティ・オブ・ゴッド』って意外な結びつき・・と思ったのであるが、考えてみれば『シティ・オブ・ゴッド』ってスタイリッシュなアクション映画ではあるよな・・。)
手持ちカメラの撮影というのはもう見慣れたものになってきてしまっているので驚きはないが、この題材はたしかにこういう撮り方がふさわしいのだろう。
そして、若者2人がパンツだけで銃をぶっぱなすシーンがやはり素晴らしい。ここで2人が裸になるのは、マフィアたちが身を護るために防弾チョッキを身につけなければならず、またマフィアの仲間になる時に防弾チョッキを着て銃に撃たれることに耐えることが入会の儀式にもなっている・・ということに対応しているものと思われる。つまり、組織から離れて自由な空気を味わうには、防弾チョッキはもちろん、衣服を脱いで裸にならなければならなかったのだろう。
他にも、声帯を押さえて話すマフィアのボスなど、随所に、視覚的な映像ならでは表現が盛り込まれているので、単にストーリーとしてマフィアの実態を暴くというだけではなく鮮烈な映像を印象づける映画になっているものと思われる。
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