2009/11/17

『誰が電気自動車を殺したか?』  映画

DVDで。
いや、面白かった。GM社が90年代に発売した電気自動車がなぜ市場から回収されて消えたのか? その顛末を追ったドキュメンタリー。
現在、トヨタやホンダがハイブリッドカーを必死で売っているけれども、ハイブリッドカー以上に環境に優しい、電気自動車がすでに90年代に実際に売られていて、充分、問題なく走っていたのに、それは回収されてしまい、現在まで闇に葬られてしまっているという、ほんとにこの世は摩訶不思議なものだと思う。どうしてこんな奇妙なことになってしまうのか、その謎の一端がこの映画を見ると感じ取れるのではないかと思うが、これはまさに現在進行形の、我々が生きている社会の話であり、我々が生きている社会の摩訶不思議さをとらえ出したドキュメンタリーなのだと言えるのではないか。

はっきりしていることは・・、技術的には現在、完全な電気自動車はなんら問題なく作れる段階に至っているのであり、値段が高すぎるというのも、大量生産をしていないからであって、大量生産すればすぐにでも普通に安い価格で電気自動車を生産、販売できるはずだし、そのほうがこれだけ環境、環境・・と世界中で言っている時代に見合うものであるはずだということ。それなのに、なぜいまだに市場で販売されているのはあくまでハイブリッドカーであり、電気自動車ではないのか?
まあ、これは、この『誰が電気自動車を殺したか?』という映画でも指摘されているように(この点をきちんと指摘しているところが面白いなあと僕は思ったのだけど)、販売する企業や、行政の政策ばかりが悪い、問題だというわけではなくて、消費者の側にも問題があるのかもしれないと思うのだけど・・。
つまり、これは、もちろん僕自身を含めた、我々自身の問題なのだ・・ということ。
ああ、環境問題とは、やっぱりまず自分の罪を、自分が一方的な被害者ではなく加害者でもあることを自覚せよ!そこからはじめるしかないものなんだろうか・・。

それにしても、電気自動車の販売員だった若い女性がどんどん活動家として変わって行くというのは面白かった。こういうところは、いい意味でのアメリカらしさがあると思う。
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