2010/11/10

TPP  時事問題

TPPに参加すると、農業が壊滅する、これは国を崩壊させるものであり、参加するべきでは無いという反対意見と、どっちみち、農業はほとんど壊滅しかけているものなのであり、この際、少しでも他の産業を蘇らせて経済復興するためにTPPに参加するべきであるという賛成意見とに分かれているかのようにテレビや新聞の報道を見ると思われるのだが、何か、肝心な論点が抜けているように思える。
そもそも、なぜ工業も農業もすべての産業が参加するという形でしか、TPP参加という選択が日本に与えられていないのか、たとえば工業は参加するけど、農業は参加しないという形でのTPP参加という選択がなぜ出来ないのか?という論点がないのではないかと思うのである。
このように言うと、TPPとはそのようなものなので、日本だけが工業は参加するけど、農業は参加しないという特例的な形で参加することは出来ないのだ・・と解説をされるようなのだけど、納得がいかない。
なぜなら、ではアメリカはどうなのかというと、そうではないからだ。アメリカはすべての産業がTPPに参加しているわけではなく、石油産業は参加しないという特例的な形でTPPに参加しているからである。アメリカの石油産業がTPPに参加し、アメリカの石油が輸出されることになれば、中東の石油を求めて世界各国が競ったり争ったりしている世界の構造が大きく変わることになるだろう。(しかし、だからこそ、アメリカは石油はTPPに参加しないという特例的な形でTPPに参加すると各国に認めさせ、そうしているのだろうが。)日本の農業がTPPに参加するか否かなどよりも、アメリカの石油産業がTPPに参加するか否かのほうが世界的にははるかに大問題であるはずなのは間違い無い。
このように考えていくと、どうしてアメリカは石油は参加しないという特例的な形でTPPに参加しているのに、日本は農業は参加しないという特例的な形でTPPに参加するということが出来ないのか、納得がいかない気がしてくるのは道理ではないかと僕には思えてくるのだが・・。
テレビや新聞はなぜこのことを言わないんだ。
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