2011/9/2

急性症状と晩発性障害について思うこと  原爆・原発問題

たとえば下記の記事がその一例であるが、福島第一原発事故による放射線障害の健康被害について、インターネットなどであまりにも過剰に危険性を言い過ぎているのではないかと批判する言説がある。

デマのできかたと不安につけ込む業者たち 片瀬久美子
http://synodos.livedoor.biz/archives/1795169.html

たしかに、このブログでこれまで記事にしてきたものも含めて、特に急性症状についてなど、過剰に危険性を言い過ぎている面はあるのかもしれず、その点はいま一度、冷静に考え直してみる必要性があるのかもしれないと思う。

ただ、その一方で、以下のようなことも考えてみた。

仮に放射線障害の急性症状についての言説があまりにも過剰に危険性を言い過ぎていて間違っているところがあるものだったとしても、そのことから今度は放射線の低線量被曝の将来的な影響、晩発性障害が起こってくる危険性までが無い、低線量被曝は全く危険ではないという話になってしまうのであれば、それもまた問題ではないだろうか。
むしろ、何年とか何十年もたってから出てくる晩発性障害の影響こそが、何十年もたってから出てくるものなので実証することが難しいということも含めて、真に考えなければいけないことなのではないだろうか。そうだとすると、仮に急性症状が放射線の影響によるものではなかったとしても、低線量被曝の晩発性障害の危険性がないとまでは言えないと思うし、実際に何十年か先にガンになる人が出て来てもそれは放射能とは関係ないだろうということですまされてしまうようになってしまうのであれば、まずいのではないか・・と思う。
以上のことから、急性症状について放射線の影響によるものなのかどうか、もっと慎重に考える必要があるということと、低線量被曝の将来的な晩発性障害の危険性がどれほどのものなのかということとを、ちょっと分けて考えて行く必要があるのではないかと僕は思う。
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