2011/11/17

『ミッション:8ミニッツ』  映画

『ミッション:8ミニッツ』
よく練られている。最近、見たSF映画では、『ミスター・ノーバディ』と並んで、よくこれだけ練ったなあと感心するところはある。

しかし、『ミスター・ノーバディ』は、そのユニークな物語の果てに、へぇ、こういう観点の表現っていうものもあるのか・・と思わず、唸ってしまうような、いわく言い難い気持ちにさせられるところがあったのだが、この『ミッション:8ミニッツ』は、これだけ凝った構造の果てに、伝えたいことって、そんなごく普通の家族ドラマのようなことなのか・・って、個人的にはなんか、違和感が残ってしまって・・。そういうことなら、別に、これ程、凝ったSF的設定の物語を紡がなくても、普通に家族ドラマで描けばいいのではないか・・とちょっと思ってしまったのだ。まあ、ごく日常的な、なんてことがない情景が、凝ったSF的設定によって、輝いて来る・・というのをもしかしたらやろうとしたのかもしれないが。単に僕が求めたものがちょっと違ったのであって、決して出来が悪い作品ということではないのかもしれないが、個人的には、もっと、SFならではの、独自のビジョンみたいなものを見せて欲しかった気がしたな・・。
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