2012/3/23

テレビ東京、慢性疲労症候群の番組を見て  公害・薬害・環境・医療問題

昨日、テレビ東京系、アンサーという30分のニュース番組の中で、慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)について8分くらいの特集で取り上げられていました。
8分の中に、この病気をめぐる現状がよくまとめられた番組でした。

この放送された番組は下記でしばらくの間は見れるようですので、お知らせします。

慢性疲労症候群「疲労」と呼ばないで
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/lives/post_17646/

あと、関連するものとして、下記のユーストリーム番組も参考までお知らせします。

塚本あかりさん 慢性疲労症候群と繊維筋痛症を語る
http://www.ustream.tv/recorded/20481350/highlight/242155


*以下は、僕が見て思ったことです。
(僕は当事者ではなく、認識に足りないところがあるかもしれませんが・・)

病名については、患者へのアンケートでも「慢性疲労症候群」という病名を変えて欲しいという意見が多かったようで、患者の希望として、病名変更を求めているということのようです。
ただし、もちろん、病名を変更するかどうかは医者側が判断することだと思いますので、患者側は希望として要望しているだけで、患者側が変えることが出来るものでもありません。あくまで、そのような要望が出てくる、問題点があることをまずは認識しないといけないのではないかと思います。

このテレビ東京の番組では「疲労」という言葉が誤解を招くという点にスポットを当てて病名変更を求める声が患者側から出ていると説明していましたが、それもありますが、それだけでなく、「症候群」という言い方にも問題があるのではないかという風に思います。「症候群」というと、何か、病気そのものではなく、病気のようなもの・・という風に受け取られてしまいかねないですから。

また、病名変更をするとして、どのような病名に変更するのかということですが、「筋痛性脳脊髄炎」という病名にした場合、この病名の症状として現在、考えられている症状がいくつか、あるのですが、現在、「慢性疲労症候群」と診断されている人達の中には、この「筋痛性脳脊髄炎」の症状がピッタリ一致する方達もけっこういるようです。なので、変更する病名の案としてまず第一に出ているのだと思われます。
しかし、注意しないといけないことは、現在、「慢性疲労症候群」と診断されている方達で、この「筋痛性脳脊髄炎」の症状とされるものと症状が一致しないという方達もいるらしいということです。
というのは、どうも、そもそも「慢性疲労症候群」という病気に対する定義、診断が、医者によって異なることもあるようで、もしかしたら、違う病気かもしれないものを、一緒にして「慢性疲労症候群」と診断している可能性もあるということなのです。つまり、「筋痛性脳脊髄炎」の方と、そうではない、違う病気の方とが、いずれも「慢性疲労症候群」という風に医者から診断されている可能性があるのです。
この点で、病名変更を求める患者の声が多い(そうした声が患者側から出てくるということは、「慢性疲労症候群」という病名には問題点があるようである)ということはまず認識しないといけないかと思うのですが、それではどのような病名に変更するのかということでは、今後、慎重な議論が必要なように思います。(たとえば、案としては、ひとつだけの病名に変更するのではなく、いくつかの病名のものに振り分ける形で変更するといったやり方もあるかもしれません。)

以上が病名の件についてざっと思ったことですが、とにかく、現状で認識しないといけない大事なことは、どのような病名であったとしても、この「慢性疲労症候群」と言われている疾患は、精神的な疾患ではなく、身体的な疾患なのだということだと思います。たとえば、「うつ病」などとは違い、身体的な疾患として「慢性疲労症候群」という病気があることを社会がまずは認識することが大切なことなのではないかと思われます。
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