2012/8/14

「黒い雨」のリスク  原爆・原発問題

先日、放送されたNHKスペシャル『黒い雨 活かされなかった被爆者調査』の内容、起こしが守田さんのブログ「明日に向けて」で早速、されている。とても参考になる。

http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/6529d3ea6f5edcd5becace7cda4452be

このブログ「明日に向けて」の記事のコメント欄に先程、書き込みをしたことなのだが、この番組について、ネット上で、黒い雨の降った範囲が想定よりも広かったのなら、低線量被ばくのリスクはこれまで考えられていたよりも低くなるのではないかという見解があったのだが(つまり、黒い雨による被ばくの分がこれまでの想定よりも足されることになるので)、これはちょっと変な考え方だと思う。
こうした見解が出てくるのは、守田さんの書き起こしにもある、ナレーションの下記の部分を見落としている(聞き落としている)ためでもあるのではないだろうか。

「しかし被曝はそれだけではありません。黒い雨や地上に残された放射性物質による残留放射線です。原爆投下後の1ヶ月あまりの後の測定から、被曝線量は高いところでも10から30mSvと推測されています。」

つまり、黒い雨の被曝線量は「10から30mSv」と推測されているのである。それで、症状があったということなのだとすると、低線量被ばくのリスクがこれまで考えられていたよりも低くなるといった話にはならないのではないだろうか。

なお、黒い雨の被曝線量については、中国新聞で2年前に「黒い雨」について連載があったが、そこには以下のようにある。

被爆65年 「黒い雨」に迫る <3> 新たな証拠
(中国新聞 2010年7月7日朝刊掲載)

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=2010070713110875_ja

>星教授たちは今回のセシウム検出量を基に、黒い雨エリアに沈着した各種放射性物質が発した線量をこう推定する。「原爆投下時から2週間で10〜60ミリグレイ」。
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