2015/12/17

イスラーム映画祭で『神に誓って』  映画

イスラーム映画祭で、パキスタンのショエーブ・マンスール監督『神に誓って』を見た。映画祭などでの上映で評価の高い作品だが、それも納得。現在の世界がかかえる問題に真っ向から挑んだ、文字通りの世界的力作。ラストのちょっと驚かされる展開は、なんていうか、善と悪とかも越えてしまっているような地点に到達しているようにも思える。シビアで悲惨な話なのに、歌が効果的に使われていて、不思議な希望がある。(ミュージカル映画ではないけど、インド映画のミュージカルの伝統を引き継いでいる?)この善と悪とか、明るさと暗さを越えてしまっているような感慨は、たとえばクリント・イーストウッドの映画に通じる感慨だと言えるかも。もちろん、マンスールの映画はイスラーム教の世界を土台にした話だし、イーストウッドはキリスト教がベースにあるのだと思うが、結局、イスラーム教でもキリスト教でも、この世界と人間と映画を突き詰めていけば同じような領域に達するということかもしれない。(ちょっと、強引な言い方かな?)
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