2005/8/26

『ハッカビーズ』  映画

『ハッカビーズ』
デヴィッド・O・ラッセル監督は1958年生まれ。ルーカス・ムーディソン監督の『エヴァとステファンとすてきな家族』と並んで、70年代のヒッピー文化の思想の影響とそうしたものへのオマージュが伺える作品だが、自分探しのドタバタをあくまで軽いタッチのコメディで描いてみせているので個人的には楽しめる。「環境問題」の馬鹿馬鹿しさをコメディで描くあたりもかなりノリノリで見れたし、こういう哲学的テーマの「自分探し」の話を暗いタッチでなく底抜けの軽いタッチで描けるだけで感心してしまうなあ。
あと突発的に思いがけぬことを起こす演出がうまいのではないだろうか。ジェイソン・シュワルツマンとイザベル・ユペールの泥だらけのセックスシーンとか。ジュード・ロウのコメディ演技は当然だけど、ダスティン・ホフマンやイザベル・ユペールの意外なコメディ演技は妙におかしいし。
ただ難点を言えば恋愛部分が弱すぎるというか、恋愛面の心の移り変わりが省略されていてさっぱり分からない。まあ、突発的な展開のアイデアにセンスがある監督なのでそうした面を省略してしまうのは仕方がないのかもしれないが、そこが描けていればもっと印象に残る作品になったかもしれない。
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2005/9/8  20:04

投稿者:kusukusu

そうですね。何、考えているのか、よく分からない
映画でそこが面白かったです。
イザベル・ユペールの役はカトリーヌ・ドヌーヴを
キャスティングしていたらしい。だけど断られたそ
うなんですが、ドヌーヴでも見てみたかったかな。
そしたら、もっとトリュフォーの映画っぽくなった
かも。(哲学探偵が尾行なんてそもそもトリュ
フォーっぽいアイデアだし。)
現状の映画もちょっとトリュフォーっぽさは感じた
んですが、ドヌーヴが出てたらもっとそれを強く感
じていたように思います。

2005/9/7  22:24

投稿者:かえる

自分らしさとは何?私の人生って?という女性誌の特集みたいな自分探しがテーマのドラマはたくさんあったと思うのですが、いわゆる哲学でとことんコメディっていうのはわりと新鮮だった気がします。
確かに強い印象は残らないカンジですが、おもしろみはひしひしと感じました。

http://latchodrom.exblog.jp

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