2005/9/1

『メゾン・ド・ヒミコ』  映画

『メゾン・ド・ヒミコ』
『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督、渡辺あや脚本の第2弾。
ゲイの老人ホームという奇抜な設定で、北村道子氏担当のきらびやかな衣裳も含めてどうも現実離れした雰囲気で、少女マンガならともかく映画ではこういう世界は難しいのかなあと思って前半は溶け込めないで見ていたのですが、後半、ひねりにひねった展開で、表面上はきらびやかな世界の背後にある登場人物たちの思い、心の揺れ動きが浮かび上がってきたように思います。
西島秀俊が演じるノンケの男が、オダギリジョーが演じる男と対照的とも思えるキャラクターで、この「ひどい男」を西島が好演していて、この男がいることがヒロイン(柴咲コウ)の思いをリアルにとらえ出す点でポイントになっているように思いました。西島秀俊は「ひどい男」「ダメな男」をうまく演じる役者ですね。
それにしても、『ジョゼと虎と魚たち』もそうでしたが、この脚本家は男を辛辣に描くなあと思います。この点は今回もタジタジしてしまいました。
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2005/12/24  22:52

投稿者:kusukusu

コメント、有難うございます。

そうですね。犬童監督の作品は監督が学生時代に
撮った自主製作作品の『気分を変えて?』から僕
は見ているのですが、もともとふわふわとした感性
的な世界(少女マンガみたいな)を撮る監督で果た
してそういう作風で商業映画としてやっていけるの
だろうかと思っていました。しかし、渡辺あやとい
う犬童監督の独特の世界に合った脚本家と組んで完
成度が高い作品を生み出しているようで良かったと
思います。

2005/12/24  21:15

投稿者:kimion20002000

TBありがとう。
女性脚本家の辛辣な人間観察と、犬童監督の間合いの見事さが、衝突しながらも、うまく作品化していますね。

http://blog.goo.ne.jp/kimion20002000/

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