2006/4/29

カネミ油症 五島市で被害者支援組織が発足  公害・薬害・環境・医療問題

(ニュース)
来月にも五島にカネミ油症の被害者支援組織発足
 カネミ油症事件の被害者が多く住む五島市で、被害者支援組織が発足する。二十八日、同市議会の有志十人が超党派で会合を開き、協力して準備を進めることを確認。他の市議や市民団体を巻き込んだ広範な組織を、五月上旬に立ち上げる。
 カネミ油症被害者支援センター(東京)によると、地域の支援組織は現在全国になく、救済運動の大きな原動力になるとみられる。
 同市では、これまで支援組織を模索する動きが続いていたが、救済法案が今国会に提出される動きが進む中、真の救済を求める被害者たちをバックアップする態勢が早急に必要と判断した。
 被害が集中する同市玉之浦、奈留両町出身の四人を含む市議十人が同日、市役所で呼び掛け人会議を開き、思想信条、主義主張を超えて市民と一丸となって支援することなどを確認。被害者が救済を求めて取り組んでいる運動へのカンパ、署名活動、学習会を主な活動とし、支援に徹するという。
 呼び掛け人の江川精一郎議員は「この問題に党派は関係ない。さらに広く協力を呼び掛け、みんなで救いたい」、草野久幸議員も「被害者の要望こそ最も大切。五島市から全国に支援の輪を広げたい」と話した。
 被害者組織「カネミ油症五島市の会」の宿輪敏子事務局長は「本当にうれしく頼もしい。地元で油症への理解が広がることは大きな精神的支えになる」と喜んだ。カネミ油症被害者支援センターの藤原寿和事務局長は「画期的な取り組みであり連携したい。五島市の取り組みが弾みになり、福岡や北九州に波及することを期待する」と話した。(長崎新聞、2006年4月29日)
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