2006/6/23

カネミ油症患者の流産率は2倍  公害・薬害・環境・医療問題

(ニュース)
カネミ油症患者の流産は2倍
この調査は、厚生労働省の研究班が去年、カネミ油症の被害者が多い福岡県と長崎県の患者の女性を対象に行ったもので、回答があったおよそ300人について、妊娠や出産の状況などを調べました。その結果、昭和43年に油症が発生するまでの10年間、およそ7%だった患者の流産の割合は、発生後の10年では19.5%となり、一般的な流産の割合に比べ2倍近く高いことがわかりました。また、早産の割合も油症が発生する前は1.8%でしたが、発生後は6%余りと3倍以上になっていました。研究班の班長で、九州大学医学部の古江増隆教授は「流産や早産の増加には、油症の原因となったダイオキシンかPCBが影響していると考えられる。今後、患者の血液中の濃度を分析し原因を特定したい」と話しています。患者に流産が多いことはこれまで支援団体が指摘していましたが、厚生労働省の研究班が、油症と流産の増加の関連を認めたのは初めてです。カネミ油症をめぐっては、救済策が不十分だとして、被害者らが国に医療補償の改善などを求めており、今回の結果はこうした議論にも影響を与えそうです。
(2006年6月23日18時8分、NHKニュース)
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