2006/6/23

クロード・オータン・ララ  映画

フィルムセンターで『たそがれの女心』(マックス・オフュルス監督)、『青い麦』(クロード・オータン・ララ監督)。
マックス・オフュルスの華麗なる世界もすごいが、クロード・オータン・ララ、こうした「思春期青春もの」を撮らせると最高!
夏のバカンス、海、年上女性とのひと夏の体験。なんていかにも見たら自分が好きそうな映画だと思っていたけれども、実際に見てみたら冒頭の台風が吹き荒れる海岸のシーンから良くて、良くて、参りました。
映画史的にはクロード・オータン・ララの映画は「詩的リアリズム」と言われてヌーヴェルヴァーグの作家たちに否定されたものであることは知っているけれども、たしかにヌーヴェルヴァーグの映画とは違いシナリオに重きを置いている映画であるとは思うのだけれども、しかし改めて実際に見てみると、ヌーヴェルヴァーグのトリュフォーの映画や、ヌーヴェルヴァーグ後続世代のユスターシュの映画に通じる「みずみずしい思春期青春もの」であるようにも見えるのだ。というか、これこそフランス映画です。
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