2006/6/25

コレット  

一昨日、映画『青い麦』を見た延長で、ふと『青い麦』の原作者、コレットのことが気にかかり、図書館で工藤庸子『プルーストからコレットへ』(中公新書)を借りてくる。
コレットというと、49歳のヒロインが25年下の青年と恋仲になる『シェリ』で知られるのだが(コレットが凄いのは、実人生でも自分よりも25年下の、別れた夫が別の女との間にもうけたその息子と恋仲になってしまい、小説の世界を実践していることだ)、『青い麦』で16歳の少年を誘惑する夫人は自分の姿を重ねているようだ。
フランスがさすがだと思うのは、これほどスキャンダラスな作家を、20世紀のフランスを代表する作家のひとりとして高く評価していること。やっぱり恋愛の国なのだ。
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