2006/1/30

訃報 ナムジュン・パイク  ニュース

ファンだった。
ワタリウム美術館での個展を何度も見に行った。

パイクのビデオアートの凄さはビデオなどで作品を見ただけでは分からないと思う。 展示の場を体感して分かる。なぜなら展示の空間そのものが、我々が現実に生きているメディア社会を仮構したものになっていて、その場に足を踏み入れた人に我々がどういう社会で生きているのかを体感させ再考させるようになっていたのだ。
合掌。

(ニュース)
美術家のナムジュン・パイクさん死去
 
 ビデオアートの先駆者として国際的に活躍し、日本とのかかわりも深い韓国生まれの現代美術家、ナムジュン・パイク(白南準)さんが、現地時間の29日夜、米フロリダ州マイアミ市の自宅で死去した。73歳だった。妻はビデオ作家の久保田成子(くぼた・しげこ)さん。
 古いテレビ受像機をロボットのように組み立てた作品や、並べたテレビ画面が目まぐるしく変化する作風で知られ、芸術性と大衆性を併せ持った、現代美術界のカリスマ的存在だった。
 32年、ソウル生まれ。朝鮮戦争を逃れ、50年に家族と日本に移住。東大文学部を卒業後、旧西ドイツに留学して音楽学と作曲を学んだ。
 作曲家ジョン・ケージに影響を受け、弾いたピアノやバイオリンを壊す過激なパフォーマンスを演じ、国際的な前衛芸術集団「フルクサス」にも参加した。63年には初のビデオアート展を西独で開催。翌年にニューヨークに渡って以後は、韓日英仏独語を操りながら世界各国で活動し、古いテレビを使った作風を確立した。
 84年に大規模な個展を東京都美術館で開いたほか、96年に福岡市の再開発ビルに180台のテレビを並べた巨大な作品を完成させるなど、日本をたびたび訪問。トレードマークの白いダブダブのシャツとサスペンダー、人懐こい笑顔で人気があった。
(2006年01月30日18時27分、asahi.com)
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