2006/8/27

パレスチナ 相次ぐハマス幹部拘束に挙国一致内閣(1)  イスラエルとパレスチナ、中東

(ニュース)
(8/16)ハマス、「挙国一致内閣」に合意・パレスチナ自治政府
 【エルサレム=森安健】パレスチナ自治政府のハニヤ首相は16日、アッバス議長と会談し、イスラム原理主義組織ハマス主導の内閣を「挙国一致内閣」に衣替えすることに合意した。国際的な孤立が続き援助再開のメドがつかないため、前与党ファタハが推薦する識者を閣僚に迎え、事態打開を目指す。ハニヤ首相ら政権主要幹部は続投する見通しだ。
 ハマス内閣のハマド報道官が記者団に明らかにした。イスラエル兵拉致事件後、ハマス内閣は3分の1の閣僚がイスラエル軍に拘束されており、残った閣僚での任務分担では政策運営が難しくなっていた。新内閣では国際通貨基金(IMF)元幹部、ファイヤド前財務相の再起用などが取りざたされている。(日経)
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt15/20060816AS2M1601K16082006.html

ハマスのマシャール指導者を暗殺未遂か イスラエル情報機関モサドが7月に実行
 【アルジャジーラ特約16日】パレスチナのイスラム抵抗運動、ハマス関係筋が16日、西側情報筋から出た情報として明らかにしたところによると、イスラエル情報機関、モサドが7月、シリアの首都ダマスカスに暗殺チームを送り込み、ハマスの政治部門指導者であるカリド・マシャール氏を暗殺しようとした。
 マシャール氏は現在、ダマスカスで亡命生活を送っている。
 同筋によると、モサド工作員はシリアを訪れたレバノン戦争難民救援組織のボランティアを装っていたという、
 アルジャジーラは、マシャール氏がこの計画以降、身辺の安全措置を強化したという情報をつかんだ。
 イスラエルのシモン・ペレス副首相は、イスラエルの予備役兵が6月25日、捕虜にされた際、マシャール氏がこの襲撃を命じたと非難していた。この事件の後、イスラエル軍は再び、ガザ地区に侵攻した。
 マシャール氏はガザ地区ないし西岸を訪れることはできないが、イスラエルがハマス指導者に課している旅行制限の対象にはなっていない。また、同氏は外国政府との会合でパレスチナ自治政府を代表する重要な役割を果たしてきた。
 1997年、マシャール氏は当時、ヨルダンに在住していたが、暗殺の試みを免れた。モサド要員はカナダ人を装って、街の通りでマシャール氏の耳に毒物を注入しようとして失敗、工作員2人が逮捕された。
 ヨルダンのフセイン国王は、イスラエル工作員の身柄送還の代償として使用毒物の解毒剤を要求した。
 マシャール氏は、2004年3月、ハマスの創設者、シェイク・アハマド・ヤシン師がイスラエルに殺害された後、ハマスの指導者になった。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年08月17日00時37分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2329879/detail

「信念は不正義よりも強し」 パレスチナ評議会議長がイスラエルを非難
 【アルジャジーラ特約17日】イスラエルの軍事法廷は17日、拘束しているパレスチナ評議会のドゥエイク議長に対し、さらに5日間、22日までの拘留延長を言い渡した。
 これに対し、パレスチナ自治政府の主導勢力、ハマスに所属するドゥエイク議長は「私はパレスチナ人民の代表。私はパレスチナ人民と共にある」と抗議するとともに、「私の信念はイスラエルの不正義よりも強い」と主張、イスラエル側の拘留延長決定を厳しく非難した。
 ドゥエイク議長は今月7日、パレスチナ・ヨルダン側西岸ラマラの自宅に居るところを、パレスチナ軍に拘束された。同軍は現在、ドゥエイク議長を含め評議会議員ら政治家数十人を拘束している。
 胸の痛みを訴えて入院していたドゥエイク議長はこの日、軍事法廷に姿を現すと、テレビカメラに向かって、「ここは私の居るべき場所ではない。私はパレスチナ人民と共にいる」と叫んだ。
 出廷した同議長には手錠、足かせがはめられていた。尋問に対し同議長は、拘留延長を健康診断が終わるまで実施しないよう求めるとともに、同軍事法廷には正当性がないと反論した。
 ドゥエイク議長の弁護団は、同議長の健康状態は悪化しているとした上で、拘束直後、同議長は暴行を受けたほか、イスラエル側は同議長に薬物を無理やり飲ませ、意識を錯乱させたとも非難した。
 ドゥエイク議長は、中東の衛星テレビ局、アルジャジーラの取材に対し、「健康状態は良くないが、私の信念はイスラエルの不正義よりも強固だ」と答えた。
 さらに同議長は「正義は勝つ。抑圧は終わる。パレスチナ人民が英雄となる」とも続けた。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年08月18日13時38分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2336285/detail

ハマス政権の副首相拘束される ラファでは6月以降、3回目の国境開放
 【アルジャジーラ特約19日】パレスチナ自治政府のナセル・アル=シェール副首相が19日、同政府与党のハマスに対する弾圧の一環として、イスラエル軍に拘束された。
 同副首相の妻、フダさんは、イスラエル軍の兵士たちが19日午前4時半ごろ、副首相の自宅に乱入、夫を拉致したと語った。
 フダさんによると、同副首相は、6月下旬にパレスチナの武装要員がイスラエル南部に潜入して、イスラエル兵士を捕虜にした後、イスラエル軍が弾圧を開始したため、ずっと姿を隠していた。この間、ほとんど帰宅していなかったという。
 イスラエル軍報道官は、軍がシェール副首相を拘束したことを確認し、「テロ組織の構成員であるため」と述べた。
 パレスチナ側交渉団のサエブ・エレカト首席代表はこの拘束を非難して、アッバス自治政府議長が西側のハマス政権に対する経済制裁を緩和するため、行っていた最近の努力を「やりにくくした」と述べた。
 ハマス幹部を拘束し、ガザを7週間にわたって占拠したにもかかわらず、捕虜になったイスラエルの兵士、ジラード・シャリット伍長の行方は依然不明である。
 一方、ガザとエジプトの国境は20日、再び開放されたが、帰宅できなかった数百人のパレスチナ人にとって、過去1カ月で初めてのガザ入りのチャンスとなった。エジプト観光警察のアムール・オサマ警部は、開放は双方向で2日間であるとして述べた。
 国境開放は、ガザでの戦闘行動が発生した6月25日以降で、これが3回目。
 アルジャジーラのダフドゥフ記者の報道によると、ラファでの欧州監視団スポークスマンも国境は少なくとも2日間、開放されると述べた。
 19日からガザへの帰還を待っていた数百人のパレスチナ人のうち、約130人がバスでエジプトからガザに送られた。
 同記者は、少なくとも10台のバスが他のアラブ諸国に住むパレスチナ人旅行者を乗せてガザを離れ、国境を越えたと述べた。
 国家治安警察部隊の数百人が通境所のゲート前に配置され、旅行者と検問当局との小競り合いなどを予防した。
 ガザ地区では、普段、50人を乗せるバスが2倍の乗客で混雑し、なるべく早く国境を越えさせようとしていた。権限外として匿名を条件にしながら、治安機関員の一人が明らかにした。
 病院関係者によると、ガザで砲弾の破片を浴びたパレスチナ人11人がエジプトに入り、手術を受けるため、アル=アリーシュにある病院へ救急車で搬送された。
 ラファ通境点では、1週間前、一日だけ国境が開放されたが、ガザからエジプトに入れたのは4人だけだった。エジプトからガザ入りしたのは7月中旬の1人だけ。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年08月22日17時10分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2352942/detail
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