2006/8/27

パレスチナ 相次ぐハマス幹部拘束に挙国一致内閣(2)  イスラエルとパレスチナ、中東

(ニュース)
ガザでハマス関係者1人を殺害 イスラエル軍がミサイル攻撃
 【アルジャジーラ特約24日】イスラエル軍当局者によると、同軍は24日、パレスチナ・ガザ地区南部のカーン・ユヌス近郊にあるアバサン村の民家を襲撃するとともに、パレスチナ武装勢力メンバーと交戦したと発表した。
 同当局者は死傷者の有無などの詳しい状況を明らかにしなかったが、同村の目撃者によると、イスラエル軍は地上攻撃を加えるとともに、同軍ヘリコプターがミサイル2発を発射したという。
 イスラエル軍が標的にしたのはパエスチナ自治政府を主導する抵抗勢力ハマスの地区幹部の住居とみられ、この襲撃でパレスチナ人男性1人が殺害された。
 殺害されたのはハマスのガザ南部地区で活動するハマスの関係者、ユセフ・アブ・ダッカ氏。また、同氏の兄弟で南部地区のハマス幹部、ユニス・アブ・ダッカ氏がイスラエル軍に拘束された。
 イスラエル軍は6月末、パレスチナ武装勢力により同軍兵士2人が殺害、1人が拉致されたのを受け、ガザ地区に砲撃および空爆を加えていた。
 一方、中東の衛星テレビ局、アルジャジーラによると、イスラエル軍が23日、ヨルダン川西岸ジェニンの難民キャンプで、イスラム聖戦の軍事部門、アルクドゥス旅団の同西岸地区指導者フサム・ジャラダト氏への暗殺計画を実行、同氏は頭部を撃たれた。
 病院関係者によると、同氏は現在、集中治療を受けているが、危篤状態という。
 アルジャジーラによると、イスラエル軍の捜索部隊が同難民キャンプにあるジャラダト氏の住居を突き止めて急襲、部隊員が同氏に向けて発砲したという。
 この報道に対し、イスラム聖戦関係者はジャラダト氏を銃撃したのがイスラエル軍部隊かどうかは分からないとしている。イスラエル軍は同報道を確認中という。
 このほかパレスチナ自治政府当局者によると、イスラエル軍の戦車が23日夜、ガザ地区アバサン村近くの境界線に近づいたパレスチナ人2人に向けて、砲弾1発を発射した。2人が負傷したかどうかは不明。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年08月25日00時11分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2363237/detail

西岸ナブルスで9人負傷 イスラエル軍が銃撃
 【アルジャジーラ特約26日】パレスチナ・ヨルダン川西岸ナブルスで26日未明、侵攻したイスラエル軍部隊が投石してきたパレスチナ人たちに向けて発砲、9人にけがを負わせた。このうち1人は15歳の少年で、重傷という。
 ナブルスのアドリ・ヤイシュ市長がアルジャジーラに語ったところによると、イスラエル軍部隊は同日午前1時半ごろ、ナブルスに侵攻、市内の4階建てビルを包囲した。
 同ビルには、イスラエル側が行方を追っていた抵抗勢力アルアクサ殉教者旅団メンバー2人が居住しているとされる。イスラエル軍はビルの住民に外へ出るよう命じた。
 イスラエル軍侵攻に気づいたパレスチナ住民約100人が通りに飛び出し、同軍車両などに向けて投石を始めた。これに対し同軍部隊が投石者たちに発砲、15歳の少年を含む6人に実弾が当たった。残り3人はゴム弾で負傷した。
 ビル内にいるとされる2人が投降しなかったため、同軍はブルドーザー数台で同ビルを使って破壊した。
 イスラエル軍当局者は「まだ終了していない」を理由に、同作戦への言及を避けた。
 これとは別に、パレスチナ・ガザ地区南部にあるラファで26日、イスラエル軍がパレスチナ人4人を拘束した。目撃者によると、拘束されたのは武装勢力のメンバーではなかったという。
 これに対しイスラエル軍の報道官は、パレスチナ自治政府を主導する抵抗勢力ハマスのメンバー2人を拘束したと語った。ラファ市民によると、拘束された2人は銃撃を受け負傷していたという。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年08月26日20時38分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2370360/detail

ファタハが「挙国一致」内閣を承認 ハマスとの共闘受け入れ
 【アルジャジーラ特約26日】パレスチナ解放機構(PLO)の最大組織「ファタハ」は26日、ヨルダンの首都アンマンで中央執行委員会を開き、対立勢力のハマスと共闘し、パレスチナ自治政府に「挙国一致」内閣をつくることを承認、その旨をアッバス同政府議長に報告した。
 同執行委終了後に記者会見したナビル・シャース氏は、新内閣づくりに際し、いかなる条件も付けず、また、イスラエルの要求にも応じないと言明した。シャース氏を含め何人かの中央執行委員たちは、対イスラエル関係で「同国が拘束しているパレスチナ人服役者の解放が先決」とするハマスの主張を「組閣の成否をイスラエルが握っているに等しい」と主張、批判的姿勢をとっていた。
 これに対しアッバス議長は「ファタハとハマスが共闘して内閣をつくることで、ハマスの反イスラエル姿勢を軟化させ、広範な和平協議の再開に道をひらく」との考えを示している。
 一方、同自治政府内閣のハニヤ首相は「交渉は始ったばかりだ。ハマスおよびファタハも条件を出していない。すべての勢力が挙国一致内閣をつくる案に支持を表明している」とし、ファタハの歩み寄りを評価した。
 ファタハのザキ中央執行委員はこのハニヤ発言を歓迎し、「すべてのパレスチナ勢力がファタハ、ハマス両勢力の対立解消と団結強化を望んでいる」と指摘した。
 さらに、ザキ中央執行委員は「世界にパレスチナの生存権と国家建設を認めさせねばならない。今も攻撃を仕掛けているイスラエルに、両勢力の対立で生じる”漁夫の利”を与えてはならない」と強調、両勢力による共闘の重要性を訴えた。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年08月27日03時44分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2371292/detail
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