可逆性

2015/12/31  11:13 | 投稿者: min

最近ニュースで不可逆的という言葉を耳にする。

可逆とは、元に戻せることをいい、不可逆とはその逆に元に戻せないことをいう。

人の一生は不可逆であり、決して過去には戻れなない。
一方修復は可能で、こじれた人間関係や病は修復可能の場合が多い。
これも一種の可逆であるのかもしれない。
絶対的な不可逆は、人間の死ということになろう。
人は命をなくしてしまえば、あとに戻ることできない。
命あっての回復、修復なのだ。


可逆とは、わかりやすく言えば、水が凍っても温めれば元の水に戻ること。
不可逆とは、豆乳から豆腐を作れるが、豆乳に戻すことはできないというものだ。

資源のリサイクルなんてのも、ある種可逆性を利用したものかもしれない。
完全に元に戻すことはできなくても、紙、プラスチック、金属などは再生される。

ただ、不可逆なものであっても、別のものに再利用される場合がある。
生ごみなんてのはたい肥になるし、ウランなんてのはプルトニュウムとして生成される。

そういえば、人口元素を理研が新たに発見したそうだ。
ジャポニュウムという名称が有力候補といわれるが、何のために研究するのか知らないが、すごいことをする。
その元素の半減期は極端に短いそうだが、利用価値があるのか。


パソコン画像の話
ホームページなどのデジタル画像でたまに気になるのが、その画像のファイル形式
写真は撮影すると、通常JPEG形式で保存される。
ところが、たまに写真がGIF形式で保存されてホームページに載っているものがある。
その逆に、イラストがJPEG形式で掲載されているものもある。

JPEG形式は「不可逆性」の圧縮形式であり、写真に適している圧縮形式で、
GIF形式は「可逆性」の圧縮形式で、イラストに適しているが、256色しか扱えない。
それぞれに特徴があるのだ。

細かく書くと長くなるので概略だけ書くと、
JPEGは加工して保存を繰り返すと、画質が劣化していくし、イラストなんかをJPEGで保存すると、画質が落ち、GIF形式のファイルよりもサイズが大きくなる可能性がある。
一方GIFは昔のパソコンが256色しか表示できなかったことから、256色しか扱えないので、写真をこの形式で保存すると、当然色抜けが生じ画質が落ちる。色数の少ないイラストに最適なのだ。
ただ、可逆性なので、加工を続けても色は劣化しないし、透過設定ができるのと、一つのファイルに何枚もの画像を埋め込んで保存できるので、パラパラ漫画のようなアニメーションGIFを簡単に作成することができる。
ホームページなどで動きのある画像をたまにみるが、これはアニメーションGIFのことがよくある。

JPEGでは、同様のことができないので写真を動的に見せる場合はこのアニメーションGIFを用いる場合があるが、写真をGIF形式で保存する例外的な使い方ではないか。

GIFのほかにイラストに最適な保存形式にPNGという形式がある。
PNGはGIFが特許権を主張したことから開発された形式で、これも「可逆性」圧縮である。
ただ、PNGは古いブラウザでは表示できなかったりした。
でも、256色という制限もないし、GIFより若干サイズが大きくなる感じがするが、なかなか重宝する。

いずれにしても、今や写真を撮って保存するだけの私にはあまり関係ない話であるが、昔学んだことを思い出して書いてみた。
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