2015/2/21

1.Autumn Leaves - 1    - study

1.Autumn Leaves

1曲目は「枯葉」。ジャズ演奏の「ど定番」です。
ジャズ初心者は最初に覚える曲は、ひょっとしたらブルースかもしれませんが、92%の人はその次あるいは一番最初に「枯葉」でしょう。

いわゆるトゥーファイブの練習に最適なコード進行、メジャーとマイナーのトゥーファイブが交互に出てきます。
(トゥーファイブとか細かいジャズ理論は、ここでは掘り下げませんのでご自分で調べてください。)

キーはBbというかGmでフラット2つです。トランペットとテナーサックスがBb管といってコンサートキーのBbがその楽器のCになります。ジャズにフラット系が多いのはその辺の影響もあります。のちにフレーズを交えて説明することになると思いますがジャズのキーにフラット系が多いのはクロマチックハーモニカにとっても好都合です。

このCDの全体的な印象ですが、ギャリソンはゆったり吹いています。
オンタイムよりちょっと遅れた感じが多い。

またフォービートでは八分音符をどう扱うかが重要で、いわゆるスイングのノリがそこで決まります。あえてイーブン気味で吹いたり、はねたりいろいろ使い分けているのでその辺も注意して聴いてみましょう。

最初ラとドのトリル(トリルと言うほど速くはないですが、、、)ハーモニカのトリル言えばシとレだろうとは思うが、スライドレバーを伴った音使いで、しっかり楽器を支えないとうまく行きません。

このフレーズ奥が深いです。(書いていたら深くなっちゃいました。)この2音でジャズクロマチックハーモニカのコツ、特徴を端的にあらわしております。

ラとドでドはレバー押した吸音です。レバーを押さない吹音だとレガートになりません。スライドレバーにより吹き吸いが選択できるドとファに関してはいかにレガートで出来るかを判断基準に選択します。

Some Day My Prince Will Comeの冒頭も同様です。(ここに書いてある穴番号は違うと思います。)ファソファソファソファソは吹き、ドレドレドレは吸いでレガートになります。
もちろん吹き吸い音の音色のバラツキをなくす練習としてのレバーを使わないのもありです。

ジャズクロマチックハーモニカではレガートにするために面倒なレバー操作をします。なのでブルースハープやら復音の持ち替えのかたがクロマチックを吹いているのにスライドレバーの付近に右手がない(もちろん使う必要がないからでしょうが)のは、私は違和感を感じます。ジャズの場合(私の場合だけかもしれませんが)キーがCでもレバーを使ってレガートで吹ける音を選択するので常にレバーは操作できる状態というのが基本だと思います。(ジャズの場合キーがCでもドレミファソラシドだけで吹けないことが多いって言うのももちろんあります。)

さらに言うと、ラドラドラドはドレドレドレより数倍難しいです。音が上がった時にレバーを押すからです。ハーモニカが右に動きレバーは押されと左への動きなので逆になります。楽器をしっかり支えないと音がヒットしません。ドレドレは、同じ方向ですから比較的簡単です。それでも最初は難しいかと思います。楽器の動きに気を取られて息がしっかりしなくなるとうまく音が出ません。ドレドレから練習してうまくなってからラドラドラドというステップがよろしいかと思います。

さらにさらに言うと、ギャリソンはひょっとしたら吹き吸いでやっているかもしれません。(あるいはやっていると言い張るかもしれません。)吹き吸いと穴の跳躍(一つ穴飛ばし)でレガートでつまり「音色差」と「音の切れ間」がないように演奏することは、クロマチックハーモニカ吹きにとって「究極の夢」ではないでしょうか?
サックスやバイオリンでは当たり前に出来るんですが、ハーモニカは楽器の特性上それが出来ない。でも、そこに近づける努力、工夫は必要で常に考えるべきことです。
この課題は、サックスから移ってきた私は最初から考えていたクロマチックハーモニカの大課題です。

たった2音でここまで長くなってしまった。

テーマ部分は、一拍目が休符が入っていたりしてますが、聴いたままで休符なんか入っておりません、ちょいと遅れて吹いている、ゆったりしたノリで吹いているだけです。
また初心者の方はオンタイムで普通の譜割りで吹く練習も必要でしょうね。

長くなったので本日は終わります。次回はアドリブのアナライズです。
では。
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