10月1・2日、山田ダムに釣行しボウズでした。
台風21号が各地に大きな被害をもたらしましたが、約1ヶ月しかたたないのに、今度は24号。21号の時は、私も含め台風を、なめてかかっていた人や会社も多かったが、前回とほぼ同じ勢力を持つという事で、さすがに今回は構えた。
ご多分に洩れず、うちも17時で閉店、早帰りとなった。が、前回とは少し進路が異なった為か、直撃は免れ目立った被害も受けなかった。台風は、日をまたがず近畿から東海へと抜けていった。
半分釣行をあきらめていたが、にわかに、これなら行けるなという思いに。ちなみにネットで道路事情を確認してみると、阪和道は閉鎖されているものの、京奈和道は岩出までは動いている。309号線から外環に出て紀見トンネルに向かい、京奈和道に乗る事にした。ちょうど、帰りのルートになるのだが、いつもは行きは、一刻も早く現場に入りポイントを押さえたいという思いから高速を利用していた。夜間に逆方向に向かう為に、運転も道を間違わない様にとやや慎重に。
こんな事を長々と書かなければならないほど、釣りネタがないという事ですが、しかし、いつもとは違って見える景色に、普段持たない視点で見れば、物事は違って見えると思いながら、ドライブしたのだった。
さて現場に着いてみると、ダムサイトはゲートを開けてオーバーフローにしているにもかかわらず、少し増水?ははぁー、どーも流出量より流入量の方が多い所為で、水面が盛り上がっている様である。
水温を計ってみると、20℃。なんと、4〜5℃も下がっている。20℃という水温は決して悪い水温ではないが、同じ20℃でも次第に上がって来て到達した20℃と、急に下がってきた20℃では意味が違う。
極端な水温の変化は、それが低かろうが高かろうが、魚の活性に悪影響を与えるに違いない。一定の水温で安定している事が大切だ。
こんな状況だから、魚の活性が低かった。だから、釣れなかったと結論づけてしまうのは簡単だ。しかし、それでは何の成長もない。釣れなかったのは自分の腕の所為、いつもとは違った角度で釣況を見れば、解決策が発見出来たかもしれない。
2日間、何も手を尽くさなかった訳ではないが、的を外れていた様だ。次の釣行までの間、他にどんな手立てがあったのか、じっくり考え過ごす事にした。これもまた楽し。
昨日、ネット注文したウキが届いた。以前の釣行の際、コイの連発に合い、途中でコミの点検を行っておけば良かったのだが、それを怠った為、何回目かのやりとりの際、コイに穂先ごと持って行かれてしまった。その日のうちに、穂先とロストした同じウキを注文したのだった。
ウキが届いた時、ちょうど嫁さんが在宅しており、『今年は、随分と釣道具買っているのね?総額いくら?初盆の時渡したお金もまだ返してくれてないわよね!年内 お小遣いなしね!』
『あいたたたぁー』
さあ、今晩、夜勤が終わってからの出撃。21・24に続いてやって来た台風25号はどうやら、関係無い方面に行ってくれそうだ。さて今回は、攻略出来るかな?それより先にトラブルを起こさない事が重要か?楽しんで来よう…。

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