2008/3/6

コストコ、平板でつまらないものの方へ  議論

午前中に掌編三篇を仕上げてS編集部へ送ったあと、昨夜は打合せへ行き、そのまま呑んだ。といってもてっぺん回る頃には意識なし。二時には家で寝ていた(はず)。
今朝も早起きして仕事。昼飯を摂ってから横浜・幸浦のコストコへ。ジ・アメリカン・スーパーマーケット。こんなの進出してきたらジャスコなんてひとたまりもないでしょう。スケールがちがうよ。車持ってたら用事なくても毎日だって行くよ。帰りは中華街で飯食って帰れるし(実際そうした)。店内カート押して練り歩くだけでメタボにとってはいい運動になるし。
帰宅後はかつて私にレイジの存在を教えてくれた某氏推薦のザ・マーズ・ヴォルタを延々と。たしかにここまで才気走ったやつらは久しぶりだが、いかんせんついていくこちらの体力が足りなくて青息吐息。このスピードだとすべてが同じに聞える。ライヴ盤はオーバーダブなしとは信じ難い異様さ。仮にそうだとしてもどこが生でどこがハードディスク上の音か、もはや判別不可能である。まあノイズ・アーティストなら当り前にそうだろうし、ハードディスク上の音だってそれじたいは生で出ているわけだが。
などと思っていると、推薦者当人から「どお?」という電話が。長電話など久しぶりだ。やはり話はラテンの血の熱さと不可分の条件としてのとりとめのなさ、区別のつかなさといった辺りから「平板でつまらないもの」への指向へ、と当然のごとく進む。これはマーズ・ヴォルタにかぎった話ではなく拙作もその圏内にある。考えてみたら周りはみんなそういう方向へ向かっている気がする。かねてよりテーマとして掲げつつようやくいま達しつつあるこの「平板でつまらないもの」の清々しさを歓待した。
考えてみればIKEAやコストコこそが徹底して「平板でつまらないもの」なのだ。ジャスコなどその辺まったくアミューズメントしていて、脇が甘いからバカにされる。

というわけでマーズ・ヴォルタのつづきは明日にして、小休止にハービー・マン『メンフィス・アンダーグラウンド』を。これこそ「平板でつまらないもの」を根底で支えている音かもしれない。
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