2008/10/17

ロメールの麗しき映画渡世  映画

ギョーム・ドパルデューの死に少なからずショックを受けつつ、ますます現代フランス映画への興味が失われていくなあ、などと考えていたところで、ふとロメールの新作、というかパリで見逃した、これで最後という噂の『我が至上の愛 アストレとセラドン』を見た。いやはや、かくも図々しく(なんで五世紀のロケットに写真が入ってんだよ!www)かくも美しい映画を作られると、もうなにがなんだか只管呆然、といった感じで、撮影時86歳のじいやが晩年(つっても60代)のマキノの域に達し、ある意味『死んで貰います』だよ、これ、みたいなことになっているのだからちょっと信じがたいでしょう。でもホントなんだよ、いったい五世紀の妖精たちの御伽噺がどうやったら花田秀次郎と通底するのか、こないだ見たばっかだから、つーのもあるのかもしれないし、うまく言えないけど、まあだからいわゆる「同一性」の部分でね。というわけで前半ドキドキ、中盤クスクス、ラスト十分間泣きまくり、みたいな。そんなことでした。これが遺作ということになるならロメールの映画渡世はなんとも幸福なものでありましょう。
正月第二弾というから、来年もまたしても前半でベストワンに遭遇、てなことになるひとが続出するのでは? でも現代フランス映画からはやっぱりますます興味を失っていくことになりそうだなあ。。。
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