2008/11/4

一期は夢よ、ただ狂えw  書物

思うところあり、はじめて立原正秋を手にする。四十七歳当時の新聞小説『残りの雪』。現在から読めば「超ウケる」つっこみどころ満載な通俗小説にはちがいないが、それはそれとしてひどく凄惨な厳しさもある。一気に読みかけたがクライマックスにさしかかったところで酔いが回って眠ってしまい、朝起きてから読了。恐るべきリーダビリティ。だが文章が整っているので辟易はしない。そこに、これまで読んでこなかった種類の小説という感触を受けた。そうして小説とはこうであってもよいのだ、という印象も受けた。しばらく追いかけてみたい。
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