2009/1/13

(1)から(2)へ  書物

ジルさん『映画史(1)』、ニホンゴとしていかがなものか、な訳にもめげずようやく読了。ま、その訳のせいで半分以上、面白いところを楽しめきれずに読んだ気がするが、まあこういうものはそういうものだと思ってスルー。中で一箇所だけ実践に重要な部分があったので、これもへんなニホンゴだと了解しつつ、確認として肝に銘じるべく引用。

……多くの映画作家において準備作業がどれほど徹底していようと、映画というものは「直接的なものを通る迂回」を避けることができないということだ。予測不可能なものあるいは即興に出会う契機が、すなわち物語叙述(ナラシオン)の現在の下に潜む生ける現在の還元不可能性に出会う契機がつねに存在するのであって、キャメラは、障害であると同時に必要不可欠な手段であるようなおのれ自身の即興を生み出すことなしには、おのれの仕事を始めることすらできないのである。

(つまり、撮影ってのはつねに博打だってことだ)
2



コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ