2009/2/12

あえてベスト5  映画

そもそも年間ベスト行事は虫が好かない上に『トロピック・サンダー』を未見のまま公表するのはまことに不本意だが、どこでもこの一本を見つけることができないので、疑問を投げかける意味を含めて紀元節を過ぎたここらで。

1、『ダージリン急行』
2、『ジャン・ブリカールの帰還』
3、『トウキョウソナタ』
4、『メルド』
5、『誰でもかまわない』

順位はきわめて厳密なもの。見つけることのできないこの一本とは、もちろん「1」のことである。近年あれほどスリリングなカツゲキ的運動に身を委ねたことはなかったが、みんなあんまりそんなこと重要じゃなかったのか。それともあのような運動の感受こそが映画を見る根拠なのは俺だけなのか。人物のまったく出てこない「2」が、画面上の存在たちが心から素晴らしい(たとえば「5」のチンピラは昨年見たどんなギャング映画の男どもよりセクシーだった)と思えた「3」以下の作品より上位にあるのもまた(視線の)カツゲキ的運動への固執のためである。本当は「3」にはスコリモフスキが入るはず(いや、もしかすると『トロピック・サンダー』かもしれない)だが、来年以降正式公開時にベストワンに据えるためにあえて除外した。

昨夜は茂木正男を送る会に出席するため、高崎へ。そこで知った今年の高崎映画祭の授賞結果はひどかった。もし茂木さんがあんなこと(どんなことかは発表を見ればわかる)したら私は食ってかかっただろう。それに、洋画ベストセレクションに『ダージリン』が入ってないことにも。
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