2009/6/5

節酒への細道  

学生時代、シネスイッチだとか並木座だとかで映画を見た帰りに、ちょっと背伸びをして入った店がささもとで、ここの冷えた焼酎の葡萄酒割りというのは当時から名物だった。しかし、久しぶりにそれを呑んだとき(いや、もちろんその酒のせいではないが)からなんとなくおかしくなった。
そこから日本のはずれまでふらふら出かけてもなお呑みすぎてしまい、とうとうある日、目の中がちかちかしはじめた。これはやばいサインだ、と過去の経験上わかった。それ以来、酒を控えている。
しかし初日は、正直言って眠れなかった。陽灼けのせいもあるが、とにかく震えが起こりそうになる。いや、ほぼ震えていた。動悸もひどい。体温も上がる。全身の皮膚が痒い。やがて我慢に疲れきって眠りこんだ。翌日は麦酒をジョッキに一杯だけ、その翌日は麦酒を二本と缶チューハイ一缶だけ。その後は呑まず、東京に戻った翌日、晩飯時に焼酎を一合だけ。
で、昨夜はさる先達のご紹介で某放送局の方と新宿で会食、結果的に朝までとなったが、意外にも午前四時半に電車で帰る余力が残っていた。麦酒、酎ハイ、ときて最後に焼酎ロック、という流れ。このごくオーソドックスに見える呑み方が、案外今後の指針となるやもしれない。つまり、こういう自分をコントロールできる呑み方がいまの自分には必要ということだ。

ただ、そろそろ美味しいワインを一口呑みたくなる。今日のような湿った日の夜は、特に。
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