2009/7/28

辰兄、逝去  追悼

山田辰夫氏が身罷られた。

助監督時代、スケジュールのことでひどく怒らせてしまったことがいまも胸を痛ませる。辰兄の、怒りたくて怒っているのではない、という表情に、怒らせてしまったことを心から反省した。自分の今の監督としての態度には、あのときに形成されたものがはっきり含まれている。
監督になってからいつかご一緒に映画を作りたいと考えていた。が、そのときの記憶もあってなかなかそのお名前を出すのが憚られた。要するにビビッていたのだ、私は。
そうやってもう二度とその機会に恵まれることはなくなった。残念でならないし、自分の不甲斐なさに落ち込むばかりだ。
だが落ち込んでいてもはじまらない。
あの、山田辰夫の、つねに正面から考えに考え抜いて役にぶつかっていく態度を我々は忘れてはいけない。

心からご冥福をお祈りする。
27



コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ