2009/8/11

変わり映えしない世界で軍国少年は  日常

久しぶりに長嶌に会う。竹下通りを歩いていると、アジアだな、と長嶌。もう少し行くとアフリカになるよ、モロッコだよ、マラケシュだよ、と私。世界じゅう、どこもさして変わりない。どこでなにが売られているかなんて、わかりゃしない。でもそれでいいのだ。マーケットっていうものはそれでこそだ。猥雑さというのはこういうことだ。ふと、与那国島に行ってみたいと思う。
久しぶりにギターを買った。生涯最初のアコースティック・ギター。いわゆるチョイキズで定価の半額だったのだが、鳴りはまったく問題ない。いわゆるコフィンケースに納まったそれを担いで某所へ赴くと、いきなり大ギタリストがいらして、おお、見せろ、と。ぎょいぎょい、と弾いてくれ、うんいいね、しかも軽い! と褒められる。嬉しい。
昼間はメロディ・ガルドーとアラン・トゥーサンの新譜を聴いていた。どちらも素晴らしい。トゥーサンのほうはジョー・ヘンリーという才人がプロデューサーで、そいつのアルバムも聴いた。まあ、なるほどね、という感じだ。ベックとかエリオット・スミスとか才能あるヤツのアルバムはみんなどこか匂いが似ている。ポップのあり方、というか。でもそれは行き着くところ、ジョン・サイモンがオリジンな気がする。そう思ってジョン・サイモンを聴くと圧倒的にジョン・サイモンが、いい。難しい問題だ。

どうやら私は世間で「アニメ嫌い」ということにされているらしい。そんなこと一言も言っていないのに。たんに、自分の作っている映画とアニメとは別物だ、ゆえにアニメは映画ではない、と書いただけだ。だから見る必要を感じないし、見てもいないものを嫌いようもない。悪いけど私は誰より劇場版ルパン三世の第一弾を愛しているつもりだ。それ以降のルパンは『バビロン黄金伝説』以外、許してないけど。あと、ガンダムとかいうもののことは、その周囲に立ちこめる軍国少年的空気が心底嫌いだけど。それにしても、昔からその手の集団ヒステリーってひとの書いたものをまともに理解できなくする、こういう低脳な幼稚さが蔓延して世の中をひどくする、ということを昨夜のNHKの終戦特集でさんざん見た。しかし、ふたたび、それにしても、と繰り返すが、どうして太平洋戦争がらみの資料がここへ来ていろいろ初公開されるのだろう。ここ、というのは自民党の役割が本格的に終焉を迎えたときになって、ということだが。それはそれでいいことだと思うけど、NHKも機を見て敏なり、ということか。芸能界の騒ぎも、北へ行った宰相がお役御免になったことで、これまで冷や飯を食わされ続けた官憲が、待ってました、とばかりに大掃除にかかったようにしか見えない。だからってアホな連中の法律違反が赦されるわけではもちろんない。
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