2009/10/16

玄界灘に抱かれて  労働

日曜にプサンへ出発した。プサン映画祭のPPP(企画マーケット)で島田雅彦原作、荒井晴彦脚本の企画『退廃姉妹』をプレゼンするためだ。荒井さんと共同脚本の井上さん、それに通訳兼デスクの汐巻さんとともに一日十人ぐらいのセールス・エージェントやプロデューサーに会って、こんなふうにしたい、と意見を述べたり、これはどういうことになるの、と質問を受けたりして、総じてずいぶん好感触を得た。その間に牛肉を食ったり、ふぐを食ったり、豚肉を食ったり、バクダンで泥酔したり、海鮮鍋を食べたり、鯨を食ったり、鮑粥を食べたり、刺身を食べたりなどして過ごした。結果、企画賞としてデヴェロプメント費代わりの賞金をいただいたのだった。
詳しくは、これ。
http://www.bunkatsushin.com/modules/bulletin/article.php?storyid=34616
そうして今朝、帰国。なにやらスターが来たり、いろいろ派手なことがあったりしたようだが、我々はまるで別世界にいるようにあくまで地味な活動に終始していた。とはいえ、映画祭が開催されているヘウンデのホテル・シークラウド28階から見晴るかす早朝の玄界灘の眺望は、格別にゴージャスだったけれど。

この間に荷風『おかめ笹』志賀『ある男、其姉の死』読了。『おかめ笹』の抑制の効いた感じがかなりいい。

帰国したらすぐに来年某社から出版予定の映画論集の原稿整理。ずいぶん見つからないものがある。自分の原稿の整理のついていない先達たちを嗤っている場合ではなかった。そして私はこの手の作業がえらく苦手と来ている。でもまあやるしかないのだが。
21



コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ