2009/11/17

ニイハオ、高達……?  ツアー

尚・蘆(ホントは「草かんむり」なし)・高達……さて誰でしょう?

そんなわけで香港に行ってきたわけだが、まっすぐ空港に行ったわけではなく、最初は北品川で鰻を食ったのだ。連れはY大将とK社F氏。食って運河の辺りを見物しながらぶらりと呑み屋にも入り、ようやくANA1275便で20時30分に羽田を飛び立った。
香港着0時30分。エアポートエキスプレスで香港島へ。駅に着くなり、驚くべきものを発見。JLGの似顔絵である。どうやら特集上映があるらしい。

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そこからタクシーでホテル。
ホテルから数分の飲み屋街へ歩いて、最初の雲呑麺を。まあ小腹を満たすだけ。さらに近所のバーで二杯だけ呑んでお開き。

翌朝、八時集合。このときはまだ地理をはっきり把握していなかったので、どこまで行ったのかは明瞭でないままだったが、どうやら上環まで行ったようだ。お粥。そこから中環近くまで歩き、雲呑麺その2。これはなかなかの味。スターフェリーでチムサァチョイへ。重慶マンションで両替し、地下鉄で油麻地へ。鴛鴦(インヨン)なる飲み物を飲む。これはミルクティーとコーヒーをブレンドしたもの。最初は驚くが慣れると美味。

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そこからタクシーで一気に北角へ。自動車修理工場の並ぶ途中に、なぜか旨い店。ここでランチ。蓮の葉で包んで蒸した蝦飯、最高。一度ホテルに帰り、仮眠。
四時再集合。再びトラムで湾仔まで行き、市場でY大将の最大の目的、ハムユイゲット作戦。上機嫌で金鐘近くまで歩き、雲呑麺その3。ホテルに戻り、S社O氏T氏が合流。バーでしばし呑み、大将を休ませて四人で雲呑麺その4。一日三回雲呑麺て、どゆこと? でも食べられるから不思議だ。再びホテルバーで呑み、その後再び北角へ行き、市場の食堂で晩飯。旨かったことは記憶にあるが、なにを食ったかはその後の記憶が重すぎて失念。
(たしか田鰻だった気がするが、自信なし)

深夜、テレビを点けると『デス・プルーフ』のラスト30分で、そのまま見続け、終わってから気絶。ふと再び目覚めるとつけっぱなしのテレビにクラーク・ゲーブルが出てきて、なにやら女性とホテルの部屋みたいなところで派手な大喧嘩を展開していて、それがどうやら旧ソ連らしく、やがてオスカー・ホモルカなんかがでてきてスパイ容疑をかけられたな、と思ったら今度は素晴らしいカーチェイス、いま調べてみたらどうやらキング・ヴィダーの『コムラッドX』という作品らしくこれは未見だし、日本未公開だがその十五分だけ見ても素晴らしいので、皆さん、さらに大声で
キング・ヴィダー! キング・ヴィダー! とシュプレヒコールを! 

で、再び八時に電話で叩き起こされ、中環までトラムで。古い飲茶屋に入る。それから市場とエスカレーターを見学して、お茶。合間に大将、第二の目的=ハムダンをゲット。
そして最強の雲呑麺その5。麺、スープ、ワンタン、なにを取っても他を凌駕している。
そこから再びトラムでハッピー・ヴァレーへ。そこには「鮑魚王子」という人物のやっている店があるらしい。これまた市場の三階。鳩のローストと鮑。美味。
一旦ホテルに戻ってまた仮眠。夜は再びフェリーでチムサァチョイに渡り、この旅最大のイベント、蟹である。いやはや、あまりの凄さに他になにを食べたか思い出せない。とにかくあの蟹味噌。美味を超えて、至福。
帰りにバーで一杯やった後、油麻地の市場をそぞろ歩き。さらに地下鉄で中環まで戻り、ソーホーでさらに一杯。それでもまだ蟹の至福に包まれたまま、ホテルに戻った。

朝、起き抜けにまたもや見たことのない、スペンサー・トレイシーが牧師でミッキー・ルーニーが生徒で、どうやら孤児院らしく、トレイシーの同僚にリー・J・コッブがいて、みたいな感じで、飴玉を欲しがるちびとトレイシーの掛け合いがよかったり、ルーニーと友人三人が病気の子を笑わせようとしてスローモーションで喧嘩するところが笑えたり、犬がえらくよかったり、もうひとりのちびの子役(ワル)がやたらよかったり、最後は大感動だったり、というわけでこれは何? と調べたらノーマン・タウログのかの有名な『少年の町』でした。
さらにジョニー・トー『黒社会』を冒頭数分だけ見て、再び集合。

ホテルから目の前の海に出ると、おばちゃんの操縦するサンパン船が客を乗せている。乗ってみたいのだが、さすがに宿酔が凄すぎるため断念。タクシーで初日の粥屋(の本店)めざして上環まで。だが生憎、日曜休日である。やむなし、と中環まで歩き、屋台の並ぶ店の傍にある店で、粥にありつく。これまた美味。つづけて老舗飲茶。基本的には飲茶にあまりのめりこめない。
だって他が旨すぎる。
地下鉄で油麻地へ行き、また散策。映画館と併設された芸術・学術関係の本ばかり集めた本屋へ行く。そこで『脳内ニューヨーク』のポスターを見て、当て字に笑った。

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いまは『母なる証明』をやっている。
チムサァチョイに戻り、ふかひれスープ。これがまあ、またなんとも言えない。至福その2。そしてハムユイのチャーハン。至福その3。
呆然としたまま、フンハム(紅勘……本当は「いしへん」がつく。これを私はなぜか「べにすけ」と読んでいて、可笑しかった)からフェリーで帰ろうとしたが、船は出たばかり。これでは間に合わない、とS社のお二方はタクシーで帰還。再び元の三人に戻った我々は、九龍城ならびに旧空港跡地を見学。本当はフェリーから見たかったが、天気が悪すぎた。タクシーでホテルへ戻り、ひとり散策。雨の中、ものすごい人、人、人である。香港のパワーをしっかり感じた。HMVでジョニー・トーのDVDを買おうと思ったが、それほど好きじゃないことを思い出してやめた。
再合流後は雨中、中環まで地下鉄で行って、私は「シャンハイタン」で赤星付きキャップ購入。ソーホーの雲呑麺を狙うが、やはり日曜休み。近場のバーで悩んだ結果、再びタクシーでチムサァチョイへ。豆腐のスープと蟹と卵白の炒め物、そしてハムユイ。最終的な至福に浸り、満足しきってホテルに帰還。バーで二人と別れて、独りで香港駅へ。
空港でもバーを求めて彷徨うが、十一時過ぎてやっているところはどこにもない。スターバックスより先には、その時刻になるとなにもないのである。どうにか水だけを手に入れて、ゲート前でどんよりと半覚半睡。飛行機ではほとんど眠っていた。
午前1時発NH1276便は5時45分に羽田に着。
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